“いね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
36.8%
26.3%
15.8%
5.3%
3.5%
3.5%
以年1.8%
宿1.8%
寝宿1.8%
1.8%
率寝1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日日暮れに停車場へ急ぐとちゅうで、自分はを拾ってる、そぼろなひとりの老婆を見かけた。見るとどうも新兵衛の女房らしい。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
源叔父はこの見るや、眠くば寝よとしくいい、みずから床敷きて布団かけてやりなどす。紀州のし後、翁は一人炉の前に坐り、眼を閉じて動かず。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
になると方々つて、松茸大豆等農作物をあらしたり、ひ、野鼠などもへて餌食にします。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
妾が血をいて熱をなすものは何ぞ。妾を病ましむるものは何ぞ。妾はめて何をか思へる。妾はて何をか夢みたる。おん身の愛憐のみ。おん身の接吻のみ。アントニオよ。
おほかたに遊び足りたり夜ふけたり子らよなむまた明日もあらむ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
で何かの会合で知合に出会すと、鼻先を見る前に(実業家といふものは、と同じで、鼻先さへ見ればその日の機嫌がわかるものだ)先づ頭髪へ気をつける。
大阪の新町に稽古場を持っている「さく以年」と云う人であること、それやこれやで、こいさんはこのところ毎日新町へ稽古に通うやら、帰って来ると私に地を弾かしてもう一度おさらいをするやら
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
かこち昨夜四日市なる三人の若い者此處妓樓遊興て夜を宿るに間もなく夜はみたりと若い者に起され今朝しもぶつ/\ときながら妓樓
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
されば小倉鹿今夜かず寝宿にけらしも 〔巻八・一五一一〕 舒明天皇
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
いつも妻をもとめて鳴いている鹿が、妻を得た心持であるが、結句は、必ずしも率寝の意味に取らなくともいい。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)