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宿
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じゆく
ふりがな文庫
“
宿
(
じゆく
)” の例文
聞ゆゑ九助も段々始終の話より歸り掛けの道中にて
斯樣々々
(
かやう/\
)
島田
宿
(
じゆく
)
の水田屋が
情
(
なさけ
)
曼陀羅
(
まんだら
)
の話等を爲し明日は金を請取に參るとて十界の曼陀羅を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何が胡麻の蠅がえらかんべい。三年前の大夕立に
雷獣
(
らいじう
)
様を手捕りにした、横山
宿
(
じゆく
)
の勘太とはおらが事だ。おらが身もんでえを一つすりや、うぬがやうな胡麻の蠅は、踏み殺されると云ふ事を
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「其處まで氣が付けば、あとは俺が行つても調べやうはあるまい、——兎に角四
宿
(
じゆく
)
を
堅
(
かた
)
めて、江戸から持ち出させねえやうにするが宜い、それから大川筋が一番臭い、船を
虱潰
(
しらみつぶ
)
しに調べることだ」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其方儀
(
そのはうぎ
)
權現堂小篠堤に於て幸手宿穀屋平兵衞を
殺害
(
せつがい
)
し
金子
(
きんす
)
百兩奪ひ
取
(
とり
)
其後
(
そのご
)
中仙道鷲の宮にて
鴻
(
こう
)
の
巣
(
す
)
宿
(
じゆく
)
鎌倉屋金兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殺害致して
金子
(
きんす
)
百兩を
奪取
(
うばひと
)
り其後又慈恩寺村にて
博奕
(
かけごと
)
御座候節
鴻
(
こう
)
の
巣
(
す
)
宿
(
じゆく
)
の鎌倉屋金兵衞と申す者を殺して金子五百兩を
奪
(
うば
)
ひ取り候を
妾
(
わたく
)
しの
夫
(
をつと
)
三五郎
能
(
よく
)
存
(
ぞん
)
じ
居
(
をり
)
候事故其
譯
(
わけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“宿”の意味
《名詞》
(やど) 住み家。
(やど) 旅先で泊まる家屋。
(出典:Wiktionary)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“宿”を含む語句
旅宿
宿酔
一宿
御宿
宿命
宿泊
露宿
宿世
宿屋
新宿
下宿
野宿
宿下
旅人宿
宿老
宿所
此宿
宿外
宿帳
宿直
...