“宿外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅくはず60.0%
しゅくはずれ10.0%
しゆくはづ10.0%
はずれ10.0%
やどはづ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿外(しゅくはず)れの鶴屋という旅籠屋(はたごや)の暖簾(のれん)をくぐると、平次はいきなり番頭を呼出して、五日前の晩の、浜町の江の島詣(まい)りの連中のことを訊ねました。
自分はこの広い往還(おうかん)の真中に立って遥(はる)か向うの宿外(しゅくはずれ)を見下(みおろ)した。その時一種妙な心持になった。この心持ちも自分の生涯(しょうがい)中にあって新らしいものであるから、ついでにここに書いて置く。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
失ひ夫より江戸に下らんとして大津(おほつ)の宿外(しゆくはづ)れより惡漢に付れ終にお花を奪(うば)ひ取れ斯樣々々(かやう/\)の譯(わけ)にて取返(とりかへ)せしが其の節(せつ)荷物(にもつ)と路金百兩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
、やっと神奈川の宿外(はずれ)で目付け、後を追っかけてここまでは来たが、こんな不思議な建物の中へ、引き込まれようとは思わなかった。いったいどういう建物なんだろう?
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
見歩行(みあるく)折(をり)から早藤川にさし掛り夜も良(やゝ)白(しら)む頃なれば宿外(やどはづ)れなる或家の軒端(のきば)の下に寢たる子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)