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しゅくはずれ
ふりがな文庫
“しゅくはずれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
駅尽頭
50.0%
宿外
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駅尽頭
(逆引き)
お杉は
此
(
こ
)
の
駅尽頭
(
しゅくはずれ
)
の蕎麦屋の娘で、飛騨小町と謳われる程の美人であったが、
何
(
ど
)
ういう訳か不思議に縁遠いので、三十に近いまで独身で
過
(
すご
)
した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
重太郎の飛び降りたのは、
美濃屋
(
みのや
)
という
雑穀屋
(
ざっこくや
)
の裏口であった。
追手
(
おって
)
の
一組
(
ひとくみ
)
は早くも
駅尽頭
(
しゅくはずれ
)
の出口を
扼
(
やく
)
して、
他
(
た
)
の一組は
直
(
ただ
)
ちに美濃屋に向った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それでも彼は
猶
(
なお
)
一方の
血路
(
けつろ
)
を求めて、
唯
(
と
)
ある人家の屋根へ
攀登
(
よじのぼ
)
った。
茅葺
(
かやぶき
)
、
板葺
(
こけら
)
、
瓦葺
(
かわらぶき
)
の嫌いなく、隣から隣へと屋根を伝って、彼は
駅尽頭
(
しゅくはずれ
)
の方へ逃げて行った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しゅくはずれ(駅尽頭)の例文をもっと
(1作品)
見る
宿外
(逆引き)
自分はこの広い
往還
(
おうかん
)
の真中に立って
遥
(
はる
)
か向うの
宿外
(
しゅくはずれ
)
を
見下
(
みおろ
)
した。その時一種妙な心持になった。この心持ちも自分の
生涯
(
しょうがい
)
中にあって新らしいものであるから、ついでにここに書いて置く。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しゅくはずれ(宿外)の例文をもっと
(1作品)
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