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くにじゅう
そして
御主人から
強い
侍をさがして
来いという
仰せを
受けて、こんな
風をして
日本の
国中をあちこちと
歩きまわっているのでした。
とまれ、数正の出奔は、家康が一生中の
不祥事だったし、
国中の大事件であった。彼は、即日、岡崎へ出向いた。
戦争の沙汰どころか、
国中、
湿りにしめって
露もしとどのありさまだった。
どなたでもこの高殿の上から、広い
国中を
日本の
国中方々めぐり
歩いて、ある
時奥州から
都へ
帰ろうとする
途中、
白河の
関を
越えて、
下野の
那須野の
原にかかりました。
けれどだれ
一人灰の
縄なんぞをこしらえることを
知っている
者はありませんでした。そこでこんどは
国中におふれを
出して
殿様はお
困りになって、また
家来たちに
御相談をなさいました。それでもだめなので、また
国中におふれを
回しまして
絹はいくら
裁っても
裁っても
減りません。
釣り
鐘はたたくと
近江の
国中に
聞こえるほどの
高い
音をたてました。
すると、
何しろ
灰の
縄が
出来なければ、
今にもこの
国は
攻められて、ほろぼされてしまうというので、
国中のお
百姓は
寄るとさわるとこの
話ばかりしました。
大きくおなりになると、
太子は
日羅の
申し
上げたように、
仏の
教えを
日本の
国中におひろめになりました。
もうそのじぶんには、
日本の
国中で、
桃太郎ほど
強いものはないようになりました。
桃太郎はどこか
外国へ出かけて、
腕いっぱい、
力だめしをしてみたくなりました。
むかし、三
人の
坊さんが、
日本の
国中を
方々修行して
歩いていました。
「この
馬に
乗って
国中を
一めぐりして
来よう。」