“日羅”の読み方と例文
読み方割合
にちら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると新羅しらぎ使者ししゃの中に日羅にちらというとうとぼうさんがおりましたが、きたないわらべたちの中に太子たいしのおいでになるのを目ざとく見付みつけて
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
といって、太子たいしちかづこうといたしました。太子たいしはびっくりしてげて行こうとなさいました。日羅にちらはあわててくつもはかずしておあといかけました。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
もうしますと、日羅にちらからだから光明こうみょうがかっとしました。そして太子たいしひたいからはしろひかりがきらりとしました。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)