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吉
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きつ
ふりがな文庫
“
吉
(
きつ
)” の例文
お
京
(
きやう
)
は
家
(
うち
)
に
入
(
い
)
るより
洋燈
(
らんぷ
)
に
火
(
ひ
)
を
點
(
うつ
)
して、
火鉢
(
ひばち
)
を
掻
(
か
)
きおこし、
吉
(
きつ
)
ちやんやお
焙
(
あた
)
りよと
聲
(
こゑ
)
をかけるに
己
(
お
)
れは
厭
(
いや
)
だと
言
(
い
)
つて
柱際
(
はしらぎは
)
に
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
るを
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ヂュリ
息
(
いき
)
が
切
(
き
)
れて
言
(
い
)
はれぬと
言
(
い
)
やる
程
(
ほど
)
なら、
息
(
いき
)
は
切
(
き
)
れてゐぬ
筈
(
はず
)
ぢゃ。
何
(
なん
)
のかのと
言譯
(
いひわけ
)
してゐやるのが
肝腎
(
かんじん
)
の
一言
(
ひとこと
)
より
長
(
なが
)
いわいの。これ、
吉
(
きつ
)
か、
凶
(
きょう
)
か?
速
(
はや
)
う
言
(
い
)
や。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
謙
(
けん
)
は
亨
(
とほ
)
る。君子終り有り
吉
(
きつ
)
。○
彖伝
(
たんでん
)
に曰く、天道は
下
(
くだ
)
り
済
(
な
)
して光明。地道は
卑
(
いやし
)
くして上行す。
地山謙
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
私だけは父が迷信を極端に排斥したものですから、狐や狸のばかし話は嘘であると信じて居るのですが、友達は一人残らず
住吉
(
すみよし
)
参りをした
吉
(
きつ
)
つあんの話を
真実
(
ほんたう
)
のことと思つて居たやうです。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
吉
(
きつ
)
ちやんお
前
(
まへ
)
にもゝう
逢
(
あ
)
はれなくなるねえ、とて
唯
(
たゞ
)
言
(
い
)
ふことながら
萎
(
しを
)
れて
聞
(
きこ
)
ゆれば、どんな
出世
(
しゆつせ
)
に
成
(
な
)
るのか
知
(
し
)
らぬが
其處
(
そこ
)
へ
行
(
ゆ
)
くのは
廢
(
よ
)
したが
宜
(
よ
)
からう
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
それさへ
言
(
い
)
うてたもったら、
詳細事
(
くはしいこと
)
は
後
(
あと
)
でもよい。
速
(
はや
)
う
安心
(
あんしん
)
さしてたも、
吉
(
きつ
)
か、
凶
(
きょう
)
か?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
一人
住居
(
ずまい
)
の相手なしに毎日
毎夜
(
まいや
)
さびしくつて暮しているなれば手すきの時には遊びにも来て下され、私はこんながらがらした気なれば
吉
(
きつ
)
ちやんの様な暴れ
様
(
さん
)
が大好き
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一人住居
(
ひとりずまゐ
)
の
相手
(
あひて
)
なしに
毎日
(
まいにち
)
毎夜
(
まいや
)
さびしく
暮
(
くら
)
して
居
(
ゐ
)
るなれば
手
(
て
)
すきの
時
(
とき
)
には
遊
(
あそ
)
びにも
來
(
き
)
て
下
(
くだ
)
され、
私
(
わたし
)
は
此樣
(
こん
)
ながらがらした
氣
(
き
)
なれば
吉
(
きつ
)
ちやんのやうな
暴
(
あば
)
れさんが
大好
(
だいす
)
き
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“吉(
吉凶
)”の解説
吉凶(きっきょう)は、吉(きち)と凶(きょう)、つまり「よいこと、さいわい」と「わるいこと、わざわい」を合わせて呼ぶ言葉である。
占いの結果を、良い悪いの2種類で表すときに使う(例:仏滅は万事に凶)。非常な吉と非常な凶を特に、大吉・大凶と呼ぶ。おみくじでは「大」だけでなく「中」「小」「末」などもつけて種類を増やす。
(出典:Wikipedia)
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“吉”を含む語句
吉祥寺
吉原
英吉利
吉野
吉凶
吉左右
住吉
不吉
吉川
長吉
吉瑞
吉三
吉日
吉事
黄道吉日
庄吉
兼吉
吉田
三吉
嘉吉
...