“一人住居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとりずまい50.0%
ひとりずまゐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうして、貴下あなた、さように悟りの開けました智識ちしきではございません。一軒屋の一人住居ひとりずまい心寂しゅうござってな。唯今ただいまも御参詣のお姿を、あれからお見受け申して、あとを慕って来ましたほどで。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一人住居ひとりずまゐ相手あひてなしに毎日まいにち毎夜まいやさびしくくらしてるなればすきのときにはあそびにもくだされ、わたし此樣こんながらがらしたなればきつちやんのやうなあばれさんが大好だいす
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)