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南面
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なんめん
それは
根方地で、
街道から
南面し、
右手に
小徑がある、それを
曲つてから、
又右手の
畑が
目的地だ。
飛衞肯ずして
曰く、
未也。
亞で
視ることを
學ぶべし。
小を
視て
大に、
微を
視て
著しくんば
更に
來れと。
昌、
絲を
以て
虱を
牖に
懸け、
南面して
之を
臨む。
旬日にして
漸く
大也。
三年の
後は
大さ
如車輪焉。
躑躅ヶ
崎の
館というのは、
甲府の町に
南面した
平城である。
然う
斯うして
居る
間に、
松下南面の
方は
大概掘り
盡して
了つた。
余は九
月二
日幻翁佛子の二
人と
共に
行つて、
掘らうとしたが、
既う
余の
坑は、
松の
木の
根方まで
喰入つて
了つて、
進む
事が
出來ぬ。