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館
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くわん
ふりがな文庫
“
館
(
くわん
)” の例文
土耳古
(
トルコ
)
公
使
(
し
)
館
(
しくわん
)
、
佛蘭士
(
フランス
)
大
使
(
し
)
館
(
くわん
)
武官
館
(
くわん
)
以下西
洋
(
よう
)
人の
住宅
(
じうたく
)
が
非常
(
ひぜう
)
に多い外になかなか
特
(
とく
)
色のある
住
(
じう
)
人を持つてゐる。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
……
去年
(
きよねん
)
の
春
(
はる
)
ごろまでは、
樹蔭
(
こかげ
)
の
徑
(
みち
)
で、
戸田街道
(
とだかいだう
)
の
表通
(
おもてどほ
)
りへ
土地
(
とち
)
の
人
(
ひと
)
たちも
勝手
(
かつて
)
に
通行
(
つうかう
)
したのだけれども、いまは
橋際
(
はしぎは
)
に
木戸
(
きど
)
が
出來
(
でき
)
て、
館
(
くわん
)
の
構内
(
こうない
)
に
成
(
な
)
つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
貶黜
(
へんちつ
)
は阿部家の医官が其主の病を治して、主の
館
(
くわん
)
を
捐
(
す
)
つるに会ふごとに、例として行はれたものださうである。果して然らば柏軒は真に何の咎をも受けなかつたのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
母の
館
(
くわん
)
窻は開けど照る月の来り坐らむ椅子ひとつ無し
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そして、ふらふらしながら
歩
(
ある
)
き
續
(
つづ
)
けてゐる
内
(
うち
)
に
現實的
(
げんじつてき
)
な
意識
(
いしき
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
消
(
き
)
えて、
變
(
へん
)
にぼやけた
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に
祖母
(
そぼ
)
や
友達
(
ともだち
)
の
顏
(
かほ
)
が
浮
(
うか
)
び
上
(
あが
)
つたり、三四
日前
(
かまへ
)
にK
館
(
くわん
)
で
見
(
み
)
た
活動寫眞
(
くわつどうしやしん
)
の
場面
(
ばめん
)
が
走
(
はし
)
つたりした。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
雨
(
あめ
)
の
晴
(
は
)
れた
朝
(
あさ
)
である。
修善寺
(
しゆぜんじ
)
の
温泉宿
(
をんせんやど
)
、——
館
(
くわん
)
の
家族
(
かぞく
)
の
一婦人
(
いちふじん
)
と、
家内
(
かない
)
が
桂川
(
かつらがは
)
の
一本橋
(
いつぽんばし
)
向
(
むか
)
うの
花畑
(
はなばたけ
)
へ
連立
(
つれだ
)
つて、
次手
(
ついで
)
に
同家
(
どうけ
)
の
控
(
ひかへ
)
の
別莊
(
べつさう
)
——あき
屋
(
や
)
である——を
見
(
み
)
せて
貰
(
もら
)
つた、と
言
(
い
)
つて
話
(
はな
)
した。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
花畑
(
はなばたけ
)
は
渡
(
わた
)
つてからだが、
橋
(
はし
)
を
渡返
(
わたりかへ
)
して
館
(
くわん
)
の
外
(
そと
)
まはりを
𢌞
(
まは
)
つて
行
(
ゆ
)
く。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
館
常用漢字
小3
部首:⾷
16画
“館”を含む語句
旅館
美術館
御館
博物館
茶館
城館
鹿鳴館
白堊館
居館
別館
飯館
大英博物館
会館
領事館
函館
古館
大館
紅葉館
博文館
高館
...