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貶黜
ふりがな文庫
“貶黜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へんちゅつ
44.4%
へんちつ
33.3%
へんちゆつ
11.1%
べんちつ
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんちゅつ
(逆引き)
貶黜
(
へんちゅつ
)
せらるること七十余回ということを真なりとせば、
得易
(
えやす
)
からざる人傑であります。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
貶黜(へんちゅつ)の例文をもっと
(4作品)
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へんちつ
(逆引き)
世には
陋劣
(
ろうれつ
)
なる小人と、商売根性というものがあって、盛名あるものの出づるごとに、ことさらにそれを
卑
(
いや
)
しきものに引当てて
貶黜
(
へんちつ
)
を試みようとする。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
貶黜(へんちつ)の例文をもっと
(3作品)
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へんちゆつ
(逆引き)
それゆゑ「移封初臨」と云つてある。此移封は井上河内守
正甫
(
まさもと
)
の
貶黜
(
へんちゆつ
)
に附帯して起つた。正甫は奏者番を勤めてゐて、四谷附近の農婦を姦した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
貶黜(へんちゆつ)の例文をもっと
(1作品)
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べんちつ
(逆引き)
人の噂では士官の面部を
打擲
(
ちやうちやく
)
したと云ふことである。兎に角普通なら、この時ステパンは
貶黜
(
べんちつ
)
せられて兵卒になる所であつた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
貶黜(べんちつ)の例文をもっと
(1作品)
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“貶黜”の意味
《名詞》
官位を奪う又は降格して退ける。
(出典:Wiktionary)
貶
漢検1級
部首:⾙
12画
黜
漢検1級
部首:⿊
17画
“貶”で始まる語句
貶
貶謫
貶斥
貶意
貶所
貶称
貶竄
貶辭
“貶黜”のふりがなが多い著者
穂積陳重
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
レオ・トルストイ
中里介山
直木三十五
森鴎外