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貶黜
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へんちゅつ
ふりがな文庫
“
貶黜
(
へんちゅつ
)” の例文
貶黜
(
へんちゅつ
)
せらるること七十余回ということを真なりとせば、
得易
(
えやす
)
からざる人傑であります。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
国政を誤りたる専横の徒を
貶黜
(
へんちゅつ
)
すべきこととあるのと、お由羅処分のこと、それから、近藤崩れにて、
流謫
(
るたく
)
脱奔したる者を、
召還
(
めしかえ
)
すことと、この三ヶ条は、今申したように、総て
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
貶黜
(
へんちゅつ
)
の奇禍を招くが如き事情には立至らなかったことであろう。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
恵ある力ですね、あれはもう
貶黜
(
へんちゅつ
)
せられるのです。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
一、知政の当初、国政を誤りたる専横の徒を、
貶黜
(
へんちゅつ
)
すべき事
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
“貶黜”の意味
《名詞》
官位を奪う又は降格して退ける。
(出典:Wiktionary)
貶
漢検1級
部首:⾙
12画
黜
漢検1級
部首:⿊
17画
“貶”で始まる語句
貶
貶謫
貶斥
貶意
貶所
貶称
貶竄
貶辭