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草
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さう
ふりがな文庫
“
草
(
さう
)” の例文
百合と
薔薇
(
ばら
)
とを取りかへて
部屋
(
へや
)
の
暗
(
くら
)
さを
忘
(
わす
)
れてゐると、次ぎにはおいらん
草
(
さう
)
が白と
桃色
(
もゝいろ
)
の
雲
(
くも
)
のやうに、庭の
全面
(
ぜんめん
)
に
咲
(
さ
)
き
乱
(
みだ
)
れた。
美しい家
(新字旧仮名)
/
横光利一
(著)
酢
(
す
)
ならば
酸
(
す
)
ッぱくなるし——カミツレ
草
(
さう
)
ならば
苦
(
にが
)
くするし——ト
云
(
い
)
つて——ト
云
(
い
)
つて
砂糖
(
さたう
)
やなどでは
子供
(
こども
)
を
甘
(
あま
)
やかして
了
(
しま
)
うし。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
寝られぬままに夢然かたりていふ。そもそも大師の
四〇
神化
(
じんくわ
)
、
土
(
ど
)
石
草
(
さう
)
木も
四一
霊
(
れい
)
を
啓
(
ひら
)
きて、
四二
八百
(
やほ
)
とせあまりの今にいたりて、
四三
いよよあらたに、いよよたふとし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
おつたは
垣根
(
かきね
)
に
添
(
そ
)
うて
後
(
うしろ
)
の
林
(
はやし
)
の
側
(
そば
)
から
田圃
(
たんぼ
)
へ
出
(
で
)
た。
道端
(
みちばた
)
の
竹
(
たけ
)
の
梢
(
こずゑ
)
には
何處
(
どこ
)
までも
偃
(
は
)
うて一
杯
(
ぱい
)
に
乘
(
の
)
り
掛
(
かゝ
)
らねば
止
(
や
)
むまいとする
毒
(
どく
)
なせんにん
草
(
さう
)
がくつきりと
白
(
しろ
)
く
誇
(
ほこ
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
くじやく
草
(
さう
)
などから、ヒヤシンス、アネモネ、チウリツプ、シクラメン、スヰートピイ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
わがゆめはおいらん
草
(
さう
)
の香のごとし雨ふれば濡れ風吹けばちる
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「
草
(
さう
)
と
行
(
ぎやう
)
だ、それ位の違ひはあるだらうよ」
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あの温室にさくふうりん
草
(
さう
)
のくびのやうに。
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
びつくり
草
(
さう
)
にも
小鳥
(
こどり
)
にも
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
ゆふかげ
草
(
さう
)
の
極楽とんぼ
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
小稿
(
せうかう
)
……まだ
持出
(
もちだ
)
しの
荷
(
に
)
も
解
(
と
)
かず、
框
(
かまち
)
をすぐの
小間
(
こま
)
で……こゝを
草
(
さう
)
する
時
(
とき
)
……
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ロンドン
草
(
さう
)
の花見れば
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
心のひまはり
草
(
さう
)
よ
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
まぼろし
草
(
さう
)
も
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“草”を含む語句
草鞋
草原
水草
煙草
雑草
萱草
草履
草臥
巻煙草
草花
枯草
海草
草生
青草
莎草
煙草入
草葉
草書
鴨跖草
大草原
...