“小間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こま92.0%
すこしきま4.0%
パネル4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これから釣堀つりぼりへまゐりますと、男女なんによ二人連ふたりづれゆゑ先方せんぱうでもかして小間こまとほして、しゞみのおつけ、おいも煑転につころがしで一猪口いつちよこ出ました。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
夫人 昨晩、同じ宿へ着きますと、直ぐ、宿の人に——私は島津先生の——あの私は……(口籠くちごもる。小間すこしきま
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
然し我々の人力車夫は一向おかまい無しで、石の周囲を掘り、さお槓杆てこにして、我々はそれをひっくり返した。図585はこの外見をざっと写生したもので、内側は小間パネルに刻んである。