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自白
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じはく
ふりがな文庫
“
自白
(
じはく
)” の例文
しかも
知
(
し
)
らうと
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
は
悉
(
こと/″\
)
く
知
(
し
)
る
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
なかつた。
己
(
おの
)
れの
弱點
(
じやくてん
)
に
付
(
つ
)
いては、
一言
(
ひとこと
)
も
彼
(
かれ
)
の
前
(
まへ
)
に
自白
(
じはく
)
するの
勇氣
(
ゆうき
)
も
必要
(
ひつえう
)
も
認
(
みと
)
めなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
可
(
い
)
いさ、
俺
(
おれ
)
もそりや
何方
(
どつち
)
だツて
可
(
い
)
いさ。
雖然
(
けれども
)
是
(
これ
)
だけは
自白
(
じはく
)
して置く。俺はお前の
肉
(
にく
)
を
吟味
(
ぎんみ
)
したが、心は
吟味
(
ぎんみ
)
しなかツた。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「課長さん。
早速
(
さっそく
)
ですが
自白
(
じはく
)
しますよ。レッドの奴をバラバラにしたなア、このあっしでサ。刑罰はどの位ですか」
一九五〇年の殺人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
以上
(
いじやう
)
は
餘
(
あま
)
りに
正直
(
しやうぢき
)
過
(
す
)
ぎた
白状
(
はくじやう
)
かも
知
(
し
)
れぬ。けれども、
正直
(
しやうぢき
)
過
(
す
)
ぎた
自白
(
じはく
)
の
間
(
うち
)
には、
多少
(
たせう
)
の
諷刺
(
ふうし
)
も
籠
(
こも
)
つて
居
(
ゐ
)
るつもりだ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
が、アンドレイ、エヒミチは
父
(
ちゝ
)
の
言
(
ことば
)
ではあるが、
自分
(
じぶん
)
は
是迄
(
これまで
)
醫學
(
いがく
)
に
對
(
たい
)
して、
又
(
また
)
一
般
(
ぱん
)
の
專門學科
(
せんもんがくゝわ
)
に
對
(
たい
)
して、
使命
(
しめい
)
を
感
(
かん
)
じたことは
無
(
な
)
かつたと
自白
(
じはく
)
してゐる。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
などと女に関する
悪口
(
あっこう
)
がたくさんある。
畢竟
(
ひっきょう
)
いかに男子が自己の
愚
(
ぐ
)
より婦人に迷ったかを
自白
(
じはく
)
するに過ぎぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
此
(
この
)
可憐
(
かれん
)
な
自白
(
じはく
)
を
何
(
ど
)
う
慰
(
なぐ
)
さめて
可
(
い
)
いか
分別
(
ふんべつ
)
に
餘
(
あま
)
つて
當惑
(
たうわく
)
してゐたうちにも、
御米
(
およね
)
に
對
(
たい
)
して
甚
(
はなは
)
だ
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
だといふ
思
(
おもひ
)
が
非常
(
ひじやう
)
に
高
(
たか
)
まつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
が、アンドレイ、エヒミチは
父
(
ちち
)
の
言
(
ことば
)
ではあるが、
自分
(
じぶん
)
はこれまで
医学
(
いがく
)
に
対
(
たい
)
して、また一
般
(
ぱん
)
の
専門学科
(
せんもんがっか
)
に
対
(
たい
)
して、
使命
(
しめい
)
を
感
(
かん
)
じたことは
無
(
な
)
かったと
自白
(
じはく
)
している。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
前にも僕は子供時代の感情を
自白
(
じはく
)
して恥を
曝
(
さら
)
したが、子供のときから顔の
醜
(
みにく
)
いことをつねに笑われ、顔がお
盆
(
ぼん
)
のようだとか、鼻が低いとか、色が黒いとか、眼ばかり大きいとか
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
固
(
もと
)
よりさうだと
答
(
こた
)
へなければならない
或物
(
あるもの
)
を
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に
有
(
も
)
つてゐた。けれども
御米
(
およね
)
を
憚
(
はゞか
)
つて、それ
程
(
ほど
)
明白地
(
あからさま
)
な
自白
(
じはく
)
を
敢
(
あへ
)
てし
得
(
え
)
なかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“自白”の解説
自白(じはく)とは、法手続上、自らに不利益な事実を認めることをいうが、民事手続と刑事手続でその概念は異なる。マスコミ報道などで「罪を自白した」というときの「自白」は刑事上のそれを指している。過去には、自白が強要される例も存在した(氷見事件など)。
(出典:Wikipedia)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅