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腦
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なう
ふりがな文庫
“
腦
(
なう
)” の例文
新字:
脳
上なるものは下なるものゝ
腦
(
なう
)
と
項
(
うなじ
)
とあひあふところに齒をくだし、さながら饑ゑたる人の
麪麭
(
パン
)
を貪り食ふに似たりき 一二七—一二九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
で、
昨夕
(
ゆうべ
)
の
樣
(
やう
)
に
當途
(
あてど
)
もない
考
(
かんがへ
)
に
耽
(
ふけ
)
つて、
腦
(
なう
)
を
疲
(
つか
)
らすより、
一層
(
いつそ
)
其
(
その
)
道
(
みち
)
の
書物
(
しよもつ
)
でも
借
(
か
)
りて
讀
(
よ
)
む
方
(
はう
)
が、
要領
(
えうりやう
)
を
得
(
え
)
る
捷徑
(
ちかみち
)
ではなからうかと
思
(
おも
)
ひ
付
(
つ
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
マーキュ さもさうず、
夢
(
ゆめ
)
の
話
(
はなし
)
ぢゃ。
夢
(
ゆめ
)
は
空想
(
くうさう
)
の
兒
(
こ
)
で、
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たぬ
腦
(
なう
)
から
生
(
うま
)
るゝ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
こんなのは案外
腦
(
なう
)
のお味噌が少し足りないのかもわかりません。
銭形平次捕物控:195 若党の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
然
(
しか
)
し
御心配
(
ごしんぱい
)
になる
事
(
こと
)
はありません。
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
ふ
場合
(
ばあひ
)
に、もし
惡
(
わる
)
い
結果
(
けつくわ
)
が
起
(
おこ
)
るとすると、
屹度
(
きつと
)
心臟
(
しんざう
)
か
腦
(
なう
)
を
冒
(
をか
)
すものですが、
今
(
いま
)
拜見
(
はいけん
)
した
所
(
ところ
)
では
双方共
(
さうはうとも
)
異状
(
いじやう
)
は
認
(
みと
)
められませんから」と
説明
(
せつめい
)
して
呉
(
く
)
れた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
老
(
おい
)
の
目
(
め
)
は
苦勞
(
くらう
)
に
覺
(
さ
)
め
勝
(
が
)
ち、
苦勞
(
くらう
)
の
宿
(
やど
)
る
處
(
ところ
)
には
兎角
(
とかく
)
睡眠
(
すゐみん
)
の
宿
(
やど
)
らぬものぢゃが、
心
(
こゝろ
)
に
創
(
きず
)
が
無
(
な
)
く
腦
(
なう
)
に
蟠
(
わだかま
)
りのない
若
(
わか
)
い
者
(
もの
)
は、
手足
(
てあし
)
を
横
(
よこ
)
にするや
否
(
いな
)
や、
好
(
よ
)
い
心持
(
こゝろもち
)
に
眠
(
ねむ
)
らるゝ
筈
(
はず
)
ぢゃに、かう
早
(
はや
)
う
起
(
お
)
きさしゃったは
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「
少
(
すこ
)
し
腦
(
なう
)
が
惡
(
わる
)
いから、一
週間
(
しうかん
)
程
(
ほど
)
役所
(
やくしよ
)
を
休
(
やす
)
んで
遊
(
あす
)
んで
來
(
く
)
るよ」と
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
腦
部首:⾁
13画
“腦”を含む語句
頭腦
腦味噌
腦裡
樟腦
腦病
腦充血
腦天
腦髓
腦神經衰弱
首腦
腦膸
腦蓋
腦裏
進歩的頭腦
頭腦的
頭腦賛助
後腦
腦症
腦病患者
腦漿
...