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巨木
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きよぼく
ふりがな文庫
“
巨木
(
きよぼく
)” の例文
ところ/″\に
温帶林
(
おんたいりん
)
の
特徴樹
(
とくちようじゆ
)
であるぶなの
巨木
(
きよぼく
)
が
茂
(
しげ
)
り、
木
(
き
)
の
下
(
した
)
には
種々
(
しゆ/″\
)
な
灌木
(
かんぼく
)
、
草本
(
そうほん
)
、
蔓生植物
(
まんせいしよくぶつ
)
が
盛
(
さか
)
んに
生
(
は
)
えてゐるのを
見
(
み
)
ることが
出來
(
でき
)
ます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
むかしは
兩岸
(
りやうがん
)
に
巨木
(
きよぼく
)
を
立
(
た
)
て、
之
(
これ
)
に
藤
(
ふぢ
)
の
綱
(
つな
)
十條
(
とすぢ
)
を
曳
(
ひ
)
き、
綱
(
つな
)
に
板
(
いた
)
を
渡
(
わた
)
したと
言
(
い
)
ふ、
著
(
いちじる
)
しき
由緒
(
ゆゐしよ
)
があつて、いまも
古制
(
こせい
)
に
習
(
なら
)
つた、
鐵
(
てつ
)
の
釣橋
(
つりばし
)
だと
言
(
い
)
ふ……おまけに
歌
(
うた
)
まである。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
日
(
ひ
)
に
一萬三千人
(
いちまんさんぜんにん
)
の
首
(
くび
)
を
刎
(
は
)
ねたりと
呼
(
よ
)
ばるゝ、
世
(
よ
)
にも
恐
(
おそ
)
るべき
斬頭刄
(
ギラチン
)
の
形
(
かたち
)
に
髣髴
(
ほうふつ
)
たる、
八個
(
はつこ
)
の
鋭利
(
えいり
)
なる
自轉伐木鉞
(
じてんばつもくふ
)
との
仕掛
(
しか
)
けにて、
行道
(
ゆくて
)
に
塞
(
ふさ
)
がる
巨木
(
きよぼく
)
は
幹
(
みき
)
より
鋸
(
ひ
)
き
倒
(
たほ
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
臺灣
(
たいわん
)
阿里山
(
ありさん
)
にもすばらしい
巨木
(
きよぼく
)
があります。
阿里山
(
ありさん
)
で
神木
(
しんぼく
)
ととなへられる
臺灣
(
たいわん
)
花柏
(
さわら
)
(
紅檜
(
べにひ
)
)は、
地上
(
ちじよう
)
五尺
(
ごしやく
)
の
高
(
たか
)
さの
幹
(
みき
)
のまはりが
六十五尺
(
ろくじゆうごしやく
)
、
木
(
き
)
の
高
(
たか
)
さ
二十五間
(
にじゆうごけん
)
、
樹齡
(
じゆれい
)
二千年
(
にせんねん
)
といはれてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
それから
跣足
(
はだし
)
になつて、
抱
(
かゝ
)
へられるやうにして
下
(
くだ
)
つて、また、
老樹
(
らうじゆ
)
の
根
(
ね
)
、
大巌
(
おほいは
)
の
挟間
(
さま
)
を
左
(
ひだり
)
に五
段
(
だん
)
、
白樺
(
しらかば
)
の
巨木
(
きよぼく
)
の
下
(
した
)
に
南祖坊
(
なんそばう
)
の
堂
(
だう
)
があつた。
右
(
みぎ
)
に三
段
(
だん
)
、
白樺
(
しらかば
)
の
巨木
(
きよぼく
)
の
下
(
した
)
に、一
龍神
(
りうじん
)
の
祠
(
ほこら
)
があつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
さらに
二合目
(
にごうめ
)
を
過
(
す
)
ぎて
海拔
(
かいばつ
)
五千七百尺
(
ごせんしちひやくしやく
)
のあたりへ
來
(
き
)
ますと、
林
(
はやし
)
は
一變
(
いつぺん
)
して
今
(
いま
)
までの
濶葉樹
(
かつようじゆ
)
は
急
(
きゆう
)
に
少
(
すくな
)
くなり、
常緑針葉樹
(
じようりよくしんようじゆ
)
ことにもみ
類
(
るい
)
こみつが、ひのきに
似
(
に
)
たとうひやしらべ
等
(
など
)
の
巨木
(
きよぼく
)
が
聳
(
そび
)
えてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
“巨木(
巨樹
)”の解説
巨樹(きょじゅ)とは、極めて大きい樹木のこと。巨木(きょぼく)、大木(たいぼく)、大樹(たいじゅ)などともいう。どちらかというと高さより太さに主眼が置かれる言葉である。
(出典:Wikipedia)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“巨”で始まる語句
巨
巨大
巨人
巨細
巨魁
巨躯
巨勢
巨漢
巨刹
巨石