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女
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をなご
ふりがな文庫
“
女
(
をなご
)” の例文
さと わしが国にをるときや、男でん
女
(
をなご
)
でん、
遊
(
あす
)
うどるもんなんぞ見たこたなかつた。まあ、遊うどると云へば、子供ぐりやんもんた。
牛山ホテル(五場)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
「それかといふて、何も蟒さんのやうな醉ひたんぼの
女
(
をなご
)
はんに惚れはらんかて、外にどつさりえゝ女がありさうなもんやないか。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
男
(
をとこ
)
らしうも
女
(
をなご
)
らしうも
見
(
み
)
えて、
獸類
(
けだもの
)
らしうも
見
(
み
)
ゆる
見
(
み
)
ともない
振舞
(
ふるまひ
)
! はてさて、
呆
(
あき
)
れ
果
(
は
)
てた。
誓文
(
せいもん
)
、
予
(
わし
)
は
今少
(
もすこ
)
し
立派
(
りっぱ
)
な
氣質
(
きだて
)
ぢゃと
思
(
おも
)
うてゐたに。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
天竺のみ仏は、をなごは助からぬものぢやと説かれ/\して来たがえ、其果てに、
女
(
をなご
)
でも救ふ道を開かれた。其を説いたのが、法華経ぢやと言ふげな。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
(苦悶から悔悟にうつり、やゝ理性の光が歸つて來る。)さるにても、この
女
(
をなご
)
! いみじくも死に居つたな。夫を助け操を守る一念よりいみじくも思ひ切つたな。…………。
袈裟の良人
(旧字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
三番目の
抽出
(
ひきだし
)
から出たのは二人の
女
(
をなご
)
の子の物
計
(
ばか
)
りで、色の
褪
(
さ
)
めたメリンスの
単衣
(
ひとへ
)
が五六枚、外へ
此
(
こゝ
)
の
双生児
(
ふたご
)
の娘が生れた時、美奈子が
某
(
なにがし
)
書店に頼んでお伽噺を書かせて貰つて其の稿料で
拵
(
こしら
)
へた
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
美くしき
女
(
をなご
)
ぬすまむ
変化
(
へんげ
)
もの
来
(
こ
)
よとばかりにさうぞきにけり
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
『そだどもな、根が正直者だおの、結句氣樂な
女
(
をなご
)
せえ喃。』
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
女
(
をなご
)
共の帯に銀紙を
擦
(
す
)
りつけたものに過ぎないのぢや
星とピエロ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
紅梅や
女
(
をなご
)
あるじの
零落
(
れいらく
)
にともなふ鳥の籠かけにけり
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
すべて眠りし
女
(
をなご
)
今ぞ目醒めて動くなる。
婦人と文学
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
茶摘み
女
(
をなご
)
も
おさんだいしよさま
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
「あの
女
(
をなご
)
故に三田さんも東京へ歸らはる事になつた。あいつが來たら、みなでどづいてやろ、こない云ふてゐやはつたのと違ひまつか。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
お
前
(
まい
)
がそんつもりでをればよかばツてん、ムツシユウ・シヨオドロンにして見れば、代りの
女
(
をなご
)
はいくらでんあツとだるけんね。
牛山ホテル(五場)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
ヂュリ その
若
(
わか
)
にロレンスどのゝ
庵室
(
あんじつ
)
で
逢
(
あ
)
うたゆゑ、
女
(
をなご
)
の
謹愼
(
つゝしみ
)
に
障
(
さは
)
らぬ
限
(
かぎ
)
りの、ふさはしい
會釋
(
ゑしゃく
)
をしておきました。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
『そだどもな、根が正直者だおの、結句気楽な
女
(
をなご
)
せえ
喃
(
なあ
)
。』
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すべて眠りし
女
(
をなご
)
今ぞ目覺めて動くなる。
そぞろごと
(旧字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
われは
女
(
をなご
)
ぞ
婦人と文学
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「おつさんが毎晩々々その
女
(
をなご
)
はんを口説いて居るのが、とてもをかしうて堪らんと、おみつつあんが話してゐやはりました。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
予
(
わし
)
の
戀人
(
こひびと
)
よりも
美
(
うつく
)
しい!
何
(
なに
)
もかも
見通
(
みとほ
)
しの
太陽
(
たいやう
)
でも、
現世
(
このよ
)
創
(
はじま
)
って
以來
(
このかた
)
、
又
(
また
)
とは
彼女程
(
あれほど
)
の
女
(
をなご
)
をば
見
(
み
)
なんだのぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
やす (よねを見つけ)一寸、こるば見てくれな、おつ母さん、
此処
(
こけ
)
んもをつとばな、
女
(
をなご
)
ん酔払ひの……。
牛山ホテル(五場)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
われは
女
(
をなご
)
ぞ。
そぞろごと
(旧字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“女(
女性
)”の解説
女性(じょせい、el: γυναίκα、en: woman)は、男性と対比されるヒト(人間)の性別であり、女の人。一般的に「女性」という語は成人の女を指す。未成年の女子に対しては「少女」となり、小児の場合は「女の子」や「女児」となる。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“女”を含む語句
女子
女房
彼女
少女
女郎
男女
女性
処女
巫女
老女
女王
女中
婢女
小女
女神
妖女
童女
遊女
美女
女児
...