大正たいしやう)” の例文
大正たいしやうねんの一ぐわつ十五にちまでに全國ぜんこく郵便局いうびんきよく取扱とりあつかつた年賀葉書ねんがはがき總數そうすうは三千四百五十六まん七千八百九十九まいといふ統計とうけいしめされてる。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
地震直後ぢしんちよくごから大正たいしやう十三四ねんごろまでのやうに十ドル以上いじやうさがつたこともあるけれども、平均へいきんしてづ四乃至ないしさがつてると状況じやうきやうである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
ふまでのことではあるまい。昨日さくじつ……大正たいしやう十二ねんぐわつじつ午前ごぜん十一五十八ふんおこつた大地震おほぢしんこのかた、たれ一睡いつすゐもしたものはないのであるから。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そも/\日本にほんには天地開闢以來てんちかいびやくいらいほとん連續的れんぞくてき地震ぢしんこつてゐたに相違さうゐない。その程度ていど安政あんせい大正たいしやう大震だいしん同等どうとうしくはそれ以上いじやうのものもすくなくなかつたらう。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
さてはじめにいたやうにはじめて麻雀牌マアジヤンパイて、その牌音パイおといたといふだけなら、ぼく近頃ちかごろ麻雀隆盛マアジヤンりうせいにいさゝか先駈さきがけするものだつたが、はじめてパイれたのは大正たいしやう十四ねんあき
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
また金解禁きんかいきん我國わがくに工業こうげふあたへる影響えいきやうついるに、我國わがくにおいては對米爲替相場たいべいかはせさうば大正たいしやうねん以來いらい平均へいきんドル乃至ないしドル下落げらくにして
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
はなしはだいぶふるめくが、大正たいしやう十一ねんあきる一のことだ。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
府縣市町村ふけんしちやうそん大正たいしやう年度ねんど豫算よさんは三おく二千七百萬圓まんゑんであつたものが昭和せうわ年度ねんど豫算よさんでは十八おく九千萬圓まんゑんふくれてる。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)