トップ
>
共々
>
とも/″\
ふりがな文庫
“
共々
(
とも/″\
)” の例文
わが
日頃
(
ひごろ
)
の
誓
(
ちかひ
)
に
反
(
そむ
)
くものなれば
仰
(
おほ
)
せなれども
御免下
(
ごめんくだ
)
されたし、
好
(
この
)
みてするものはなき
賤
(
いや
)
しき
業
(
わざ
)
の、わが身も
共々
(
とも/″\
)
に
牛馬
(
ぎうば
)
に
比
(
ひ
)
せらるゝを
耻
(
はぢ
)
ともせず
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
まあ
年齡
(
とし
)
とつたら
仕方
(
しかた
)
がないから
我慢
(
がまん
)
して
居
(
ゐ
)
るんだよ、
餘
(
あんま
)
り
酷
(
ひど
)
けりや
他人
(
ひと
)
が
共々
(
とも/″\
)
見
(
み
)
ちや
居
(
ゐ
)
ないから、それだが
勘次
(
かんじ
)
も
有繋
(
まさか
)
それ
程
(
ほど
)
でもないんだらうしね
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
殺せし時
手傳
(
てつだ
)
ひて
共々
(
とも/″\
)
殺したで有うなと
故意
(
わざ
)
と疑ひの
詞
(
ことば
)
を
設
(
まう
)
けられしかば彌十は
面
(
おもて
)
を
正
(
たゞ
)
し
否々
(
いや/\
)
私し儀は其節
喧嘩
(
けんくわ
)
の聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
千「私も実は
左様
(
そう
)
思っているの、それに
就
(
つ
)
いて少しお前に相談があるからお母さまへ
共々
(
とも/″\
)
に願っておくれな、私が其のお薬を買うだけの手当を
拵
(
こしら
)
えますよ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
涙は流れ、笑は
溢
(
こぼ
)
れ、
生
(
いのち
)
の同じ
律
(
りつ
)
に
上
(
の
)
つて、底知れぬ
淵穴
(
ふちあな
)
へ
共々
(
とも/″\
)
落込んで了ふのである。
落葉
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
▼ もっと見る
其間
(
そのひま
)
に、
予
(
わし
)
の
消息
(
しらせ
)
で、ロミオが
此
(
この
)
計畫
(
けいくわく
)
を
知
(
し
)
り、
卿
(
おこと
)
が
覺
(
さ
)
めさッしゃる
前
(
まへ
)
に、
此方
(
こち
)
へ
來
(
く
)
ることとならう。
予
(
わし
)
も
共々
(
とも/″\
)
目覺
(
めさめ
)
まで
番
(
ばん
)
をして、
其夜
(
そのよ
)
の
中
(
うち
)
にロミオが
卿
(
おこと
)
をばマンチュアへ
伴
(
つ
)
れて
行
(
いな
)
う。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
先刻判事が向いに
遣
(
やり
)
しと云いたる医官二名出張し来りて此時までも
共々
(
とも/″\
)
に手を取りて老人の死骸を
検
(
あらた
)
め居たれば余は一方に気の揉める
中
(
うち
)
にも又一方に医官が検査の結果
如何
(
いかゞ
)
と
殆
(
ほとん
)
ど心配の思いに堪えず
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
斯
(
か
)
うして
二人
(
ふたり
)
が
共々
(
とも/″\
)
に
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
執
(
とり
)
なし
貰
(
もら
)
ひ又お專か村方の組合も出て與惣次
共々
(
とも/″\
)
種々
(
しゆ/″\
)
命乞
(
いのちごひ
)
と
嘆願
(
たんぐわん
)
におよびけれども何分其事
叶
(
かな
)
はず其中に七日八日
隙取
(
ひまどり
)
ければ早傳吉は
罪
(
つみ
)
に
陷
(
おち
)
て昌次郎夫婦を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
文「まア/\静かにしろ、
己
(
おれ
)
はの、
只
(
たっ
)
た今此の島に流罪の身になって来た罪人だ、仔細を聞いた其の上で
共々
(
とも/″\
)
味方になってやろう、業平橋の文治という者だ」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
共
常用漢字
小4
部首:⼋
6画
々
3画
“共”で始まる語句
共
共謀
共通
共同
共鳴
共棲
共稼
共白髪
共産党青年
共力