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しくみ
ふりがな文庫
“
仕組
(
しくみ
)” の例文
しかし、
門外不出
(
もんがいふしゅつ
)
、
取扱
(
とりあつか
)
いには、十
分
(
ぶん
)
注意
(
ちゅうい
)
していましてね。
私
(
わたし
)
にしても、そうみだりに
持出
(
もちだ
)
すことはできない
仕組
(
しくみ
)
になつているんですから
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
つまり、すべては
魂
(
たましい
)
と
魂
(
たましい
)
の
交通
(
こうつう
)
を
狙
(
ねら
)
ったもので、こればかりは
実
(
じつ
)
に
何
(
なん
)
ともいえぬほど
巧
(
うま
)
い
仕組
(
しくみ
)
になって
居
(
い
)
るのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
三人ずつ
分
(
わか
)
れて一番繁昌な
賑
(
にぎ
)
やかな処で双方から出逢うような
仕組
(
しくみ
)
にするから、賑やかな処と
云
(
い
)
えば
先
(
ま
)
ず遊廓の近所、
新町
(
しんまち
)
九軒
(
くけん
)
の
辺
(
へん
)
で
常極
(
じょうきま
)
りに
遣
(
やっ
)
て居たが
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
しばらくこの
旅中
(
りょちゅう
)
に起る出来事と、旅中に
出逢
(
であ
)
う人間を能の
仕組
(
しくみ
)
と能役者の
所作
(
しょさ
)
に見立てたらどうだろう。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
揉
(
もま
)
せ呉んと一同にて
仕組
(
しくみ
)
しことゆゑ千太郎の云ふ事を少しも
聞入
(
きゝいれ
)
ず御養父が
若
(
もし
)
分
(
わか
)
らぬ
叱言
(
こごと
)
を言れなば仲間一同にて
引受
(
ひきうけ
)
貴樣
(
おまへ
)
に
御迷惑
(
ごめいわく
)
は
懸
(
かけ
)
まじ一年に
唯
(
たゞ
)
一度の參會故夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
かうして始めた
仕組
(
しくみ
)
を私は試みの間中續けた。そしてそれが最も成功したのであつた。確かに彼はいくらか不機嫌でぷり/\してゐた。しかし全體から云へば彼は大變滿足してゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
ところで、読者の中には定めし、手箱の構造から内部の
仕組
(
しくみ
)
まで知りたいと思うほど、実に物好きな
御仁
(
ごじん
)
がおられることと思う。よろしい、その望みを叶えて進ぜて悪かろう筈はない。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
此
(
この
)
車輪
(
しやりん
)
を
運轉
(
うんてん
)
する
動力
(
どうりよく
)
は、
物理學上
(
ぶつりがくじやう
)
の
種々
(
しゆ/″\
)
なる
原則
(
げんそく
)
を
應用
(
おうよう
)
せる、
極
(
きは
)
めて
巧緻
(
こうち
)
なる
自轉
(
じてん
)
の
仕組
(
しくみ
)
にて、
車内
(
しやない
)
前部
(
ぜんぶ
)
の
機械室
(
きかいしつ
)
には「ノルデン、インヂン」に
髣髴
(
ほうふつ
)
たる、
非常
(
ひじやう
)
に
堅牢
(
けんらう
)
緻密
(
ちみつ
)
なる
機械
(
きかい
)
の
設
(
まう
)
けありて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あなた
方
(
がた
)
が
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
に
降
(
くだ
)
り、いろいろと
現界
(
げんかい
)
の
苦労
(
くろう
)
をされるのも、つまりは
深
(
ふか
)
き
神界
(
しんかい
)
のお
仕組
(
しくみ
)
で、それがわたくし
達
(
たち
)
にも
又
(
また
)
となき
良
(
よ
)
い
学問
(
がくもん
)
となるのです。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
政府も
之
(
これ
)
を
宜
(
よ
)
くないことゝ思い、西洋風にポリスの
仕組
(
しくみ
)
に改革しようと心付きはしたが、
扨
(
さて
)
そのポリスとは全体ドンなものであるか、概略でも
宜
(
よろ
)
しい、取調べて
呉
(
く
)
れぬかと
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
写す者が少し疲れて筆が
鈍
(
にぶっ
)
て来ると
直
(
すぐ
)
に
外
(
ほか
)
の者が交代して、その疲れた者は朝でも昼でも
直
(
すぐ
)
に寝ると
斯
(
こ
)
う
云
(
い
)
う
仕組
(
しくみ
)
にして、昼夜の別なく、
飯
(
めし
)
を
喰
(
く
)
う
間
(
ま
)
も
煙草
(
タバコ
)
を
喫
(
の
)
む
間
(
ま
)
も休まず、
一寸
(
ちょい
)
とも
隙
(
ひま
)
なしに
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様