“かいこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カイコウ
語句割合
邂逅80.3%
怪光3.8%
海溝2.3%
開闔1.5%
海口1.5%
廻航1.5%
恢弘1.5%
海紅1.5%
偕行0.8%
回乞0.8%
改耕0.8%
海𡨥0.8%
華夷考0.8%
蟹甲0.8%
開港0.8%
開興0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偶然銀座通で邂逅かいこうした際には、わたくしは意外の地で意外な人を見たような気がした為、其夜は立談たちばなしをしたまま別れたくらいであった。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
おさらほどもある、大きな二つの目が、怪光かいこうをはなって、賢二君を、じっと、みつめました。
鉄塔の怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「ここは一昨日出来上がったばかりのところなんですからね、それだからまださびしいのです。それにこの道は、これからご案内する海溝かいこう棚工事たなこうじのための専用道なんです」
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
開闔かいこう いにしえより有り。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すゝすゝんでつひ印度洋インドやう海口かいこうともいふきアデンわんたつし、はるかにソコトラじま煙波えんぱ縹茫へうぼうたるおきのぞむまで、大約たいやく週間しうかん航路かうろ毎日まいにち毎日まいにち天氣てんき晴朗せいらうで、海波かいは平穩おだやか
是れは亜米利加アメリカの政府に預けておいて、その船を廻航かいこうするについて、私共は先にかえったが、海軍省からいった人はアトにのこって、そうして亜米利加の船長を一人やとうて此方こっちに廻航することになって
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わずかに三職を置き、続て八局を設け、事務を分課すと雖も、兵馬倉卒の間、事業未だ恢弘かいこうせず。
以上は歴世略伝の載する所である。又海紅かいこうの号があつたらしい。軍行日録に「海紅主人伊沢春安」と署してある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
大正三年八月の偕行かいこう社記事の附録に「兵力節約案」というものが出ている。曽田中将の執筆でないか、と想像する。それは主として警戒等の目的である。
戦争史大観 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
それもすっかり亡びてしまった、楼蘭ろうらんだの回乞かいこうだのというようなそういう古代の国々のことを、古瓦や鏃や骨片などを基とし、研究している考古学者だと、そう思ってもよろしいのです。
今や弊悪へいあくの脱殻、次への建設など、戦によらねば成しとげられない日本国全土の改耕かいこうこそ、戦であって、それに流す血も、それに埋める白骨も
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはもとより海𡨥かいこうの御備えでないことは、地形を一見なされたらすぐにわかります。土蜘蛛にはまた近畿地方に住した者もありました。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その時計は、毎更まいこうを鳴らし、三更になると、鶏の声を三唱する。「華夷考かいこう
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
赤色せきしょくなつめの実の赤色にしてけぶれるほのおの色(黒き赤)と銀色ぎんしょくの灰色(灰の赤)とに分たれ、緑には飲料茶の緑、蟹甲かいこうの緑、また玉葱たまねぎしんの緑(黄味きいろみある緑色)、はすの芽の緑(あかる黄味きいろみある緑)
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
オランダ・ロシア・イギリス・フランスの四かこくとも条約じょうやくをむすび、すでに日米和親条約にちべいわしんじょうやく開港かいこうされていた下田しもだ箱館はこだて函館はこだて)にくわえて、ちかいしょうらい
奥深い邸の門に貼札はりふだが見えたのです——鷺流狂言、開興かいこう
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)