“廻航”の読み方と例文
読み方割合
かいこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが、はるばる廻航かいこうされてきて、来月の中ごろ、長崎で受けとることになっている。この代価が十万どる。日本の金にして二十五万両。……この金が馬の背につまれて長崎までくだる。
是れは亜米利加アメリカの政府に預けておいて、その船を廻航かいこうするについて、私共は先にかえったが、海軍省からいった人はアトにのこって、そうして亜米利加の船長を一人やとうて此方こっちに廻航することになって
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)