“楼蘭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうらん66.7%
ローラン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして楼蘭ろうらんを中心とする一帯の発掘に惨憺さんたんたる辛苦しんくをなめた上に、更に楼蘭を起点とする古代支那路線をたずね、「塩の結晶の耀かがや無涯むがい曠野こうや
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
それもすっかり亡びてしまった、楼蘭ろうらんだの回乞かいこうだのというようなそういう古代の国々のことを、古瓦や鏃や骨片などを基とし、研究している考古学者だと、そう思ってもよろしいのです。
そこから砂漠さばくを北に横ぎって行くうちに偶然都市の廃趾はいしらしいものを発見した。それが昔の楼蘭ローランであることは発掘の文書で明らかになった。
ロプ・ノールその他 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)