“ろうらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楼蘭50.0%
廊欄25.0%
老懶25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもすっかり亡びてしまった、楼蘭ろうらんだの回乞かいこうだのというようなそういう古代の国々のことを、古瓦や鏃や骨片などを基とし、研究している考古学者だと、そう思ってもよろしいのです。
なぜなら閨室けいしつ廊欄ろうらんには燈火をつらね、そこに立ちならぶ侍女こしもとから局々の女たちまで、みなやり薙刀なぎなたをたずさえて、閃々せんせん眼もくらむばかりだったからである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幼少の習慣もひどいものだが、だんだん変ってくる自分の老懶ろうらんや横着さにも気づかれる。