廊欄ろうらん)” の例文
なぜなら閨室けいしつ廊欄ろうらんには燈火をつらね、そこに立ちならぶ侍女こしもとから局々の女たちまで、みなやり薙刀なぎなたをたずさえて、閃々せんせん眼もくらむばかりだったからである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)