“廊廂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうしょう50.0%
ろうびさし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楼宮ろうきゅうの結構は言語に絶し、園には花木を植え、池畔には宴遊船をつなぎ、廊廂ろうしょうには数百の玻璃燈はりとうをかけつらね、朱欄しゅらんには金銀をちりばめ、歩廊はことごとく大理石や孔雀くじゃく石をもって張った。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「じゃあ、すぐそれをお鳴らししてください」と、さい夫人は、廊廂ろうびさしに吊ってある喚鐘かんしょうを指して、良人へ命じた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)