楼蘭ろうらん)” の例文
そして楼蘭ろうらんを中心とする一帯の発掘に惨憺さんたんたる辛苦しんくをなめた上に、更に楼蘭を起点とする古代支那路線をたずね、「塩の結晶の耀かがや無涯むがい曠野こうや
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
それもすっかり亡びてしまった、楼蘭ろうらんだの回乞かいこうだのというようなそういう古代の国々のことを、古瓦や鏃や骨片などを基とし、研究している考古学者だと、そう思ってもよろしいのです。