“おぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
22.2%
伯父18.5%
18.5%
小父14.8%
叔父7.4%
3.7%
3.7%
3.7%
老爺3.7%
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんこ彫るおぢのアイヌがあぐらゐをい寄り見て立つさぶし和人しやも
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
十か二十か悉皆みなとははずたゞまいにて伯父おぢよろこ伯母おば笑顏ゑがほ、三すけ雜煮ぞうにのはしもらさるゝとはれしをおもふにも、うでもしきはかね
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼かくなせるもそのいふ事なほ我をおぢしめき、こはわが彼の續かざることばに彼の思ひゐたるよりなほ惡き意義を含ませし故にやありけん 一三—一五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
小父おぢさんの帰りはとつかはと馬車に乗りてはねばならぬ我宿わがやどの三ぜん冷飯ひやめしに急ぎ申候まうしそろいますなは如何いかん前便ぜんびん申上まうしあそろ通り、椽端えんばた日向ひなたぼつこにそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
「もうしませう。彼方あつちつて、御飯ごはんでもたべませう。叔父おぢさんもゐらつしやい」と云ひながら立つた。部屋のなかはもう薄暗うすぐらくなつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
おぢよ、我こそ不死の神、ヘルメーアスぞ、來れるは。 460
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
あゝおぢ、集議にアカイアの子らを遙に君凌ぐ、 370
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
まへ蝦蟆がまにてやありけむ、くちなはなんいみじおぢける。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
琅玕らうかん断崖きりぎしづたひ投網とあみうついさりおぢ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「おや可笑な子だねえ。この老爺おぢさんはうもしはしないよ。リツプぼうは善い子だ。静にお仕よ。」小児の名、その母の顔と声音こわねと、これ等はなリツプ、フアン
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
かんおぢかけはや
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)