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師匠
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しゝやう
ふりがな文庫
“
師匠
(
しゝやう
)” の例文
俳諧師
(
はいかいし
)
松風庵蘿月
(
しようふうあんらげつ
)
は
今戸
(
いまど
)
で
常磐津
(
ときはづ
)
の
師匠
(
しゝやう
)
をしてゐる
実
(
じつ
)
の
妹
(
いもうと
)
をば今年は
盂蘭盆
(
うらぼん
)
にもたづねずにしまつたので毎日その事のみ気にしてゐる。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
『
此兒
(
このこ
)
を
私
(
わたし
)
の
弟子
(
でし
)
にするといふのですか
貴樣
(
あなた
)
は?
途方
(
とはう
)
もないこと、
此兒
(
このこ
)
が
私
(
わたし
)
の
師匠
(
しゝやう
)
だ、
私
(
わたし
)
が
此兒
(
このこ
)
に
習
(
なら
)
いたい
位
(
くらゐ
)
だ!』
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
卯平
(
うへい
)
は五六
日
(
にち
)
の
間
(
あひだ
)
毎日
(
まいにち
)
唯
(
たゞ
)
ぶら/\と
出
(
で
)
ては
黄昏近
(
たそがれちか
)
くかそれでなければ
夜
(
よる
)
に
成
(
な
)
つて
歸
(
かへ
)
つた。
勘次
(
かんじ
)
は
毎日
(
まいにち
)
唐鍬
(
たうぐは
)
持
(
も
)
つて
林
(
はやし
)
へ
出
(
で
)
た。おつぎは
半纏
(
はんてん
)
を
引掛
(
ひつか
)
けて
針
(
はり
)
の
師匠
(
しゝやう
)
へ
通
(
かよ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
惣
(
そう
)
ざい
料理
(
れうり
)
もごた/\するし、
重
(
おんも
)
りする
処
(
ところ
)
も
忌
(
いや
)
だし、あゝ
釣堀
(
つりぼり
)
の
師匠
(
しゝやう
)
の
処
(
ところ
)
へ
往
(
ゆ
)
かうぢやアないか。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この
間
(
あひだ
)
も
誰
(
たれ
)
かと二三
人
(
にん
)
づれで、
学校
(
がくかう
)
のお
師匠
(
しゝやう
)
さんが、
内
(
うち
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
つて、
私
(
わたし
)
の
顔
(
かほ
)
を
見
(
み
)
たから、
丁寧
(
ていねい
)
にお
辞義
(
じぎ
)
をすると、おや、といつたきりで、
橋銭
(
はしせん
)
を
置
(
お
)
かないで
行
(
い
)
つてしまつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
よし
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
車
(
くるま
)
願
(
ねが
)
ひたしと
押
(
おし
)
かへして
頼
(
たの
)
み
入
(
い
)
るゝに
師匠
(
しゝやう
)
實
(
げ
)
にもと
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
がりて
然
(
さ
)
らばお
止
(
と
)
め
申
(
まを
)
すまじとてもお
歸
(
かへ
)
りなさるゝに
夜
(
よ
)
が
更
(
ふ
)
けてはよろしからず
車
(
くるま
)
大急
(
おほいそ
)
ぎに
申
(
まを
)
して
來
(
こ
)
よと
主
(
しゆ
)
の
命令
(
いひつけ
)
には
詮方
(
せんかた
)
なくてや
恨
(
うら
)
めしげながら
承
(
うけたま
)
はりて
梯子
(
はしご
)
あわたゞしく
馳
(
は
)
せ
下
(
お
)
りしが
水口
(
みづぐち
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“師匠”の意味
《名詞》
学問や芸道などを教える人。
寄席芸人の敬称。
(出典:Wiktionary)
“師匠(
師弟
)”の解説
師弟(してい)とは、師匠(ししょう)と弟子(でし)のことを指す。
(出典:Wikipedia)
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
匠
常用漢字
中学
部首:⼕
6画
“師匠”で始まる語句
師匠樣
師匠様
師匠番