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がいかい
ふりがな文庫
“
外界
(
がいかい
)” の例文
かういふ
風
(
ふう
)
に
自分
(
じぶん
)
で
自分
(
じぶん
)
を
保護
(
ほご
)
するために
外界
(
がいかい
)
の
物
(
もの
)
の
色
(
いろ
)
と
同
(
おな
)
じ
色
(
いろ
)
をもつ、その
色
(
いろ
)
のことを『
保護色
(
ほごしよく
)
』といひます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
日頃
(
ひごろ
)
ただ
一人
(
ひとり
)
山
(
やま
)
の
中
(
なか
)
に
閉
(
と
)
じこもり、めったに
外界
(
がいかい
)
と
接
(
せっ
)
する
機会
(
おり
)
のない
私
(
わたくし
)
にとりて、
斯
(
こ
)
うした
少女
(
しょうじょ
)
との
不意
(
ふい
)
の
会合
(
かいごう
)
は
世
(
よ
)
にももの
珍
(
めず
)
らしい
限
(
かぎ
)
りでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
なるほど、その説によると、
外界
(
がいかい
)
が見えなくなったことは、説明できるが、しかし本艇がガスを
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
がみなぎった、
外界
(
がいかい
)
は、いまこんな
光景
(
こうけい
)
を
写
(
うつ
)
し
出
(
だ
)
していたが、トンネルの
内
(
うち
)
の
世界
(
せかい
)
は、また
格別
(
かくべつ
)
でありました。そこへは、
永久
(
えいきゅう
)
に
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
というものが
射
(
さ
)
し
込
(
こ
)
んではきませんでした。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
岩漿
(
がんしよう
)
は
非常
(
ひじよう
)
な
高
(
たか
)
い
熱
(
ねつ
)
と
壓力
(
あつりよく
)
との
下
(
もと
)
に
極
(
きは
)
めて
多量
(
たりよう
)
の
水
(
みづ
)
を
含有
(
がんゆう
)
することが
出來
(
でき
)
るから、
外界
(
がいかい
)
に
現
(
あらは
)
れて
來
(
き
)
た
鎔岩
(
ようがん
)
は
多量
(
たりよう
)
の
蒸氣
(
じようき
)
を
吐
(
は
)
くのである。この
蒸氣
(
じようき
)
の
擴
(
ひろ
)
がる
力
(
ちから
)
が
火山
(
かざん
)
の
爆發力
(
ばくはつりよく
)
となるのである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
恍惚
(
こうこつ
)
と云うのが、こんな場合に用いるべき形容詞かと思う。熟睡のうちには
何人
(
なんびと
)
も我を認め得ぬ。
明覚
(
めいかく
)
の際には
誰
(
たれ
)
あって
外界
(
がいかい
)
を忘るるものはなかろう。ただ両域の間に
縷
(
る
)
のごとき幻境が
横
(
よこた
)
わる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すべての
煩
(
わずら
)
わしい
外界
(
がいかい
)
からさえぎられて、この
暗
(
くら
)
いけれど
安全
(
あんぜん
)
な、トンネルの
中
(
なか
)
で、じっとして
静
(
しず
)
かな
生活
(
せいかつ
)
を
送
(
おく
)
っていることは、なんというしあわせな
身
(
み
)
の
上
(
うえ
)
であろうと
思
(
おも
)
われたからです。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
界
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“外”で始まる語句
外
外套
外面
外道
外出
外見
外国
外部
外聞
外濠