“五人(ごにん)” の例文
そのうちで、夜(よる)も晝(ひる)もぶっ通(とほ)しに家(いへ)の側(そば)を離(はな)れずに、どうにかして赫映姫(かぐやひめ)に逢(あ)つて志(こゝろざし)を見(み)せようと思(おも)ふ熱心家(ねつしんか)が五人(ごにん)ありました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
それでも五人(ごにん)や十人ぐらゐ一時(いつとき)に渡(わた)つたからツて、少(すこ)し揺(ゆ)れはしやうけれど、折(を)れて落(お)つるやうな憂慮(きづかひ)はないのであつた。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
第三期に小説の筆を執(と)つた者は、美妙斎(びめうさい)、思案外史(しあんぐわいし)、丸岡九華(まるをかきうくわ)、漣山人(さゞなみさんじん)、私(わたし)と五人(ごにん)であつたが、右の大改良後(だいかいりやうご)は眉山人(びさんじん)と云(い)ふ新手(あらて)が加(くはゝ)つた、其迄(それまで)は川上(かはかみ)は折〻(をり/\)俳文(はいぶん)などを寄稿(きかう)するばかりで
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
丁度(ちやうど)此時(このとき)、一度(いちど)逃去(にげさ)つたる猛獸(まうじう)は、再(ふたゝ)び其處此處(そここゝ)の森林(もり)から現(あら)はれて來(き)たが、つる/\と空中(くうちう)に、昇(のぼ)つて行(ゆ)く吾等(われら)の姿(すがた)を見(み)て、一種(いつしゆ)異樣(ゐやう)に咆哮(ほうかう)した。遂(つひ)に、吾等(われら)五人(ごにん)は安全(あんぜん)に、輕氣球(けいきゝゆう)へ達(たつ)した。
それでも、どうにかして赫映姫(かぐやひめ)を自分(じぶん)の妻(つま)にしようと覺悟(かくご)した五人(ごにん)は、それ/″\いろいろの工夫(くふう)をして註文(ちゆうもん)の品(しな)を見(み)つけようとしました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
乘組(のりくみ)の人員(じんゐん)は、五人(ごにん)が定員(てんゐん)で、車内(しやない)には機械室(きかいしつ)の外(ほか)に、二個(にこ)の區劃(くくわく)が設(まう)けられ、一方(いつぽう)は雨露(うろ)を凌(しの)ぐが爲(た)めに厚(あつ)さ玻璃板(はりばん)を以(もつ)て奇麗(きれい)に蔽(おほ)はれ、床上(しやうじやう)には絨壇(じゆうたん)を敷(し)くもよし、毛布(ケツトー)位(ぐら)いで濟(す)ますもよし
五人(ごにん)のうちであまりものいりもしなかつた代(かは)りに、智慧(ちえ)のないざまをして、一番(いちばん)慘(むご)い目(め)を見(み)たのがこの人(ひと)です。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)