“よねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
余念39.3%
餘念35.7%
余年14.3%
餘年7.1%
四年3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この問題の本人たるお登和嬢は最前より台所にありて何かコトコト御馳走ごちそう支度したく余念よねんなかりしがようやく手のきけん座敷にきたりて来客に挨拶あいさつしぬ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「おほせまでもさふらはず、江戸表えどおもてにて將軍しやうぐん御手飼おてがひ鳥籠とりかごたりとも此上このうへなんとかつかまつらむ、日本一につぽんいちにてさふらふ。」と餘念よねんていなり。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それからモー四百余年よねんわたくし境涯きょうがいはそのあいだ幾度いくど幾度いくどかわりましたが、しかしわたくしいまおそのときいただいた御鏡みかがみまえ静座せいざ黙祷もくとうをつづけてるのでございます。
管仲くわんちうとみ公室こうしつ(三二)し、(三三)反坫はんてんあり。(三四)齊人せいひともつおごるとさず。管仲くわんちうしゆつす。(三五)齊國せいこく其政そのまつりごとしたがつて、つね諸矦しよこうつよかりき。のち餘年よねんにして晏子あんしあり。
それはほかでもない、わすれもせぬ四年よねん以前いぜんこと春枝夫人はるえふじんと、日出雄少年ひでをせうねんと、わたくしとの三人みたりが、子ープルスかう波止塲はとばらんとしたとき濱島家はまじまけ召使めしつかひで、常時そのころ日出雄少年ひでをせうねん保姆うばであつた亞尼アンニーとて
稀世きせい海底戰鬪艇かいていせんとうていこと孤島こたう生活中せいくわつちう有樣ありさま、それから四年よねん以前いぜんには、穉氣あどけなく母君はゝぎみわかれたりし日出雄少年ひでをせうねんいまおほきくなりて、三年さんねんあひだ智勇ちゆう絶倫ぜつりん櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさ愛育あいいくしたに、なにからなにまで