“よとせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
四年80.0%
四歳20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長順 思へば女一人のために、身を殺さむは、さすが世間の手前、人の思はくも恥かしく、此世ながらの梵涅槃ぼんねはん桑門さうもんの道に入りもしたれ、そなたと分れて四年よとせの間……
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
長崎に来りて四年よとせの夏ふけむ白さるすべり咲くはいまだ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
長谷部はつせべ若雀わかさざきの天皇倉椅くらはし柴垣しばかきの宮にましまして、四歳よとせ天の下治らしめしき。(壬子の年十一月十三日崩りたまひき。)御陵は倉椅くらはしの岡の上にあり。