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余念
ふりがな文庫
“余念”の読み方と例文
旧字:
餘念
読み方
割合
よねん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よねん
(逆引き)
時としては目下の
富貴
(
ふうき
)
に安んじて
安楽
(
あんらく
)
豪奢
(
ごうしゃ
)
余念
(
よねん
)
なき
折柄
(
おりから
)
、また時としては旧時の
惨状
(
さんじょう
)
を
懐
(
おも
)
うて
慙愧
(
ざんき
)
の念を
催
(
もよ
)
おし、一喜一憂一哀一楽
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
この問題の本人たるお登和嬢は最前より台所にありて何かコトコト
御馳走
(
ごちそう
)
の
支度
(
したく
)
に
余念
(
よねん
)
なかりしが
漸
(
ようや
)
く手の
隙
(
す
)
きけん座敷に
出
(
い
)
で
来
(
きた
)
りて来客に
挨拶
(
あいさつ
)
しぬ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
母は、
晩
(
ばん
)
めしのときに使ったばかりのちゃぶ
台
(
だい
)
をすえて、
内職
(
ないしょく
)
のハンケチのへりかがりに
余念
(
よねん
)
もなかった。
美しき元旦
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
余念(よねん)の例文をもっと
(11作品)
見る
“余念”の意味
《名詞》
余念(よねん)
他に考えていること。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目
“余念”のふりがなが多い著者
村井弦斎
吉田甲子太郎
樋口一葉
福沢諭吉
幸田露伴
夏目漱石
楠山正雄
小川未明
坂口安吾