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『兜』
ふりがな文庫
『
兜
(
かぶと
)
』
わたしはこれから邦原君の話を紹介したい。邦原君は東京の山の手に住んでいて、大正十二年の震災に居宅と家財全部を焼かれたのであるが、家に伝わっていた古い兜が不思議に唯ひとつ助かった。 それも邦原君自身や家族の者が取出したのではない。その一家はほ …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日」1928(昭和3)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
知己
(
しるべ
)
破
(
や
)
中
(
あた
)
主
(
おも
)
単衣
(
ひとえもの
)
忌
(
いや
)
袈裟
(
げさ
)
蛙
(
かわず
)
宿
(
しゅく
)
屯
(
たむ
)
店屋
(
てんや
)
後日
(
ごにち
)
得
(
う
)
茅葺
(
かやぶ
)
択
(
よ
)
検
(
あらた
)
燈火
(
あかり
)
町
(
ちょう
)
空
(
から
)
禍
(
わざわ
)
辻斬
(
つじぎ
)
霍乱
(
かくらん
)
閏
(
うるう
)
腰高
(
こしだか
)
羨
(
うらや
)
縁喜
(
えんぎ
)
細君
(
さいくん
)
箕輪
(
みのわ
)
筈
(
はず
)
零
(
こぼ
)
若年
(
じゃくねん
)
端折
(
はしょ
)
頗
(
すこぶ
)
立退
(
たちの
)
頻
(
しき
)
風体
(
ふうてい
)
香花
(
こうげ
)
一
(
ひと
)
軍
(
いくさ
)
鎧
(
よろい
)
草鞋
(
わらじ
)
鍛
(
きた
)
錣
(
しころ
)
銀杏
(
いちょう
)
蓑笠
(
みのかさ
)
鈍
(
にぶ
)
蘇鉄
(
そてつ
)
金目
(
かねめ
)
馳
(
は
)
追分
(
おいわけ
)
訊
(
き
)
詞
(
ことば
)
詮議
(
せんぎ
)
身許
(
みもと
)
十歳
(
とお
)
売主
(
うりぬし
)
図
(
はか
)
因縁
(
いんねん
)
噂
(
うわさ
)
唸
(
うな
)
咽喉
(
のど
)
取糺
(
とりただ
)
午
(
ひる
)
千住
(
せんじゅ
)
天辺
(
てっぺん
)
加州
(
かしゅう
)
出来
(
しゅったい
)
冑師
(
かぶとし
)
価
(
あたい
)
何人
(
なんぴと
)
主人
(
あるじ
)
主
(
ぬし
)
中間
(
ちゅうげん
)
一切
(
いっさい
)
拒
(
こば
)
痣
(
あざ
)
疵
(
きず
)
異形
(
いぎょう
)
獲
(
え
)
明珍
(
みょうちん
)
料簡
(
りょうけん
)
故事
(
こじ
)
挨拶
(
あいさつ
)
拠
(
よ
)
祟
(
たた
)
扮装
(
いでたち
)
悔
(
くや
)
恙
(
つつが
)
彰義
(
しょうぎ
)
平生
(
へいぜい
)
小身
(
しょうしん
)
家
(
うち
)
嫌疑
(
けんぎ
)