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明珍
ふりがな文庫
“明珍”の読み方と例文
読み方
割合
みょうちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みょうちん
(逆引き)
彼のよろい具足は、お抱えの
明珍
(
みょうちん
)
に図案させ、
縅
(
おどし
)
から彫金のかな具一ツまで、粋を
凝
(
こ
)
らしめたものである。それをいま彼は着ていた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
美雲の父は
鎧師
(
よろいし
)
で、
明珍
(
みょうちん
)
の
末孫
(
ばっそん
)
とかいうことで、明珍何宗とか名乗っていて、名家の系統を引いただけに名人肌の人でした。
幕末維新懐古談:77 西町時代の弟子のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
信玄は黒糸縅しの鎧の上に緋の法衣をはおり、
明珍
(
みょうちん
)
信家の名作諏訪
法性
(
ほっしょう
)
の兜をかむり、後刻の勝利を期待して味方の諸勢をはげましていた。時に年四十一歳。
川中島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
明珍(みょうちん)の例文をもっと
(6作品)
見る
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
珍
常用漢字
中学
部首:⽟
9画
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