トップ
>
末孫
ふりがな文庫
“末孫”の読み方と例文
読み方
割合
ばっそん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばっそん
(逆引き)
こう、
為朝
(
ためとも
)
は、おらが先祖だ。民間に下って剃刀の名人、鎮西八郎の
末孫
(
ばっそん
)
で、勢い和朝に名も高き、曾我五郎
時致
(
ときむね
)
だッて
名告
(
なの
)
ったでさ。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
美雲の父は
鎧師
(
よろいし
)
で、
明珍
(
みょうちん
)
の
末孫
(
ばっそん
)
とかいうことで、明珍何宗とか名乗っていて、名家の系統を引いただけに名人肌の人でした。
幕末維新懐古談:77 西町時代の弟子のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
竹裏館の秘密会で、
王允
(
おういん
)
もいったとおり、彼の家柄は、元来名門であって、高祖覇業を立てて以来の——漢の
丞相
(
じょうしょう
)
曹参
(
そうさん
)
が
末孫
(
ばっそん
)
だといわれている。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
末孫(ばっそん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“末孫”の意味
《名詞》
末の子孫。遠い子孫。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
孫
常用漢字
小4
部首:⼦
10画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代
“末孫”のふりがなが多い著者
幸田露伴
高村光雲
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花