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隊長
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たいちやう
でつかんしよに、
愉快ぶし、
妓夫臺談判破裂して——
進めツ——いよう、
御壯、どうだい
隊長と、
喚き
合ふ。——どうも
隊長。……まことに
御壯。
孫子曰く、『
約束明かならず、
申令熟せざるは、
將の
罪也、
既に
已に
明かにして
而も
法の
如くならざるは、
吏士の
罪也』と。
乃ち
左右の
隊長を
斬らんと
欲す。
遂に
隊長二
人を
斬りて
以て
徇へ、
其次を
用て
隊長と
爲す。
是に
於て
復た
之に
鼓す。
婦人、
(九)左右前後跪起、
皆、
(一〇)規矩繩墨に
中り、
敢て
聲を
出すもの
無し。
最後に、
肩と
頭と
一團に
成つたと
思ふと——
其の
隊長と
思ふのが、
衝と
面を
背けました
時——
苛つやうに、
自棄のやうに、てん/″\に、
一齊に
白墨を
投げました。
雪が
群つて
散るやうです。
孫子分つて二
隊と
爲し、
王の
寵姫二
人を
以て
各〻隊長と
爲し、
皆戟を
持たしむ。
之に
令して
曰く、『
汝、
而の
(三)心と
(四)左右の
手と
背とを
知るか』と。
婦人曰く、『
之を
知る』と。
「
分つたか。いや
昨夜は
失礼したよ、
魔物の
隊長。」