“隊客旅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くみたびびと50.0%
カラバン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十五節—二十節においては友を沙漠の渓川たにがわたとえて、生命をうるおす水を得んとてそこに到る隊客旅くみたびびと(Caravan)を失望慚愧ざんきせしむるものであるとなしておる。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
げに当時のヨブの心を語るべくこの比喩は適切である。人生の沙漠に生命の水を求めつつあったヨブは、たまたま三友の来訪に接して、あたかも隊客旅カラバンが遥かに渓川を望見せし如くに感じた。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)