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どうか
ふりがな文庫
“
銅貨
(
どうか
)” の例文
英
(
えい
)
ちゃんは、どうしようかと
考
(
かんが
)
えましたが、とうとう、
財布
(
さいふ
)
を
空
(
から
)
っぽにして、
大事
(
だいじ
)
な一
銭
(
せん
)
銅貨
(
どうか
)
をやってしまいました。そのとき
一銭銅貨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まだ水車小屋につかないまえ、はたけの上をとんでいたとき、あまりあわてたので、
雀
(
すずめ
)
は
銅貨
(
どうか
)
を落としてしまいました。
落とした一銭銅貨
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
そんなとき、こどもたちは、だんろの上で
銅貨
(
どうか
)
をあたためて、こおった窓ガラスに、この銅貨をおしつけました。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
少年の手のひらに一
円
(
えん
)
銅貨
(
どうか
)
をおしこむと、自分でおもてのドアをあけて、少年を追いだしてしまった。
キリストのヨルカに召された少年
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
と、商人はおっそろしく小さな、すりへった
銅貨
(
どうか
)
を一枚とりだして、ニールスに見せました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
▼ もっと見る
今
(
いま
)
では
銅貨
(
どうか
)
は
補助貨幣
(
ほじよかへい
)
でありまして、
本當
(
ほんとう
)
の
價値
(
かち
)
だけ
重分量
(
じゆうぶんりよう
)
をもつてをりませんけれども、
昔
(
むかし
)
は
支那
(
しな
)
などでは、
銅貨
(
どうか
)
が
主
(
おも
)
な
貨幣
(
かへい
)
でありましたから、
地金
(
じがね
)
と
同
(
おな
)
じだけの
價値
(
かち
)
があつたのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
そういって、いくらかの
銅貨
(
どうか
)
を店さきになげだす子どももありました。
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
洋傘
(
ようがさ
)
直しは
帽子
(
ぼうし
)
をとり
銀貨
(
ぎんか
)
と
銅貨
(
どうか
)
とを
受
(
う
)
け
取
(
と
)
ります。
チュウリップの幻術
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「
九柱戯
(
きゅうちゅうぎ
)
をやって、
銅貨
(
どうか
)
を二つ三つそんしました。」
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
指
(
ゆび
)
のさきは、
寒
(
さむ
)
さと、
冷
(
つめ
)
たさのために
痛
(
いた
)
んで、
石
(
いし
)
ころであるか、
土
(
つち
)
であるか、それとも、
銅貨
(
どうか
)
であるかさえ
判断
(
はんだん
)
がつかなかったのでした。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
銅貨
(
どうか
)
一枚くれれば、これをみんなあげるということを、手まねで知らせました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
雀
(
すずめ
)
は雪のとけた日にまたはたけにやっていきました。
銅貨
(
どうか
)
はちゃんとありました。
落とした一銭銅貨
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「おじいさん、わたしが、
拾
(
ひろ
)
ってあげます。」と、
少女
(
しょうじょ
)
はいって、
銀貨
(
ぎんか
)
や、
銅貨
(
どうか
)
を
拾
(
ひろ
)
って、
按摩
(
あんま
)
の
財布
(
さいふ
)
の
中
(
なか
)
にいれてやりました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、ついさっき、
浜
(
はま
)
べで見た、さびだらけの
銅貨
(
どうか
)
のことを、ふっと思いだしました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
銅貨
(
どうか
)
のあるところを
雀
(
すずめ
)
におしえたのはこのふきのとうだったのでしょう。
落とした一銭銅貨
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
と、
英
(
えい
)
ちゃんは、いまのから
見
(
み
)
ると、
大形
(
おおがた
)
な、そして、
手
(
て
)
ずれのした、一
銭
(
せん
)
銅貨
(
どうか
)
を
裏表
(
うらおもて
)
を
返
(
かえ
)
しながら、さもなつかしそうにながめていました。
一銭銅貨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ひゃっ!」と、びっくりした
彼
(
かれ
)
は、おどろいて
顔
(
かお
)
を
上
(
あ
)
げると、
馬
(
うま
)
の
大
(
おお
)
きな
顔
(
かお
)
を
見
(
み
)
たので、
手
(
て
)
に
持
(
も
)
っていた、
銅貨
(
どうか
)
をばらばらと
落
(
お
)
としました。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おじいさん、一
銭
(
せん
)
足
(
た
)
らないのは
私
(
わたし
)
があげます。」といって、
車掌
(
しゃしょう
)
さんは、
自分
(
じぶん
)
のがまぐちから一
銭
(
せん
)
銅貨
(
どうか
)
を
出
(
だ
)
して、おじいさんにやりました。
一銭銅貨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
西田
(
にしだ
)
くん、あすこに、
光
(
ひか
)
るものが
落
(
お
)
ちているね。」と、さっきばかの
銅貨
(
どうか
)
を
落
(
お
)
とした
道
(
みち
)
の
上
(
うえ
)
を、
南
(
みなみ
)
が
指
(
さ
)
したのでした。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのはずみに、
懐中
(
ふところ
)
の
財布
(
さいふ
)
を
落
(
お
)
とすと、
口
(
くち
)
が
開
(
あ
)
いて、
銀貨
(
ぎんか
)
や、
銅貨
(
どうか
)
がみんなあたりにころがってしまったのでした。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なんと
思
(
おも
)
ったか、あわれな
男
(
おとこ
)
は、
拾
(
ひろ
)
った
銅貨
(
どうか
)
をにぎって、
逃
(
に
)
げるように、どこへとなくかけ
出
(
だ
)
していきました。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おばさん、
今夜
(
こんや
)
はこんなに、たくさんお
金
(
かね
)
が
集
(
あつ
)
まりましたよ。」と
少女
(
しょうじょ
)
は、そこに
落
(
お
)
ちている
銅貨
(
どうか
)
や
銀貨
(
ぎんか
)
を
拾
(
ひろ
)
って、
女
(
おんな
)
の
手
(
て
)
に
渡
(
わた
)
したのでした。すると
女
(
おんな
)
は
ある冬の晩のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“銅貨”の解説
銅貨(どうか Copper coin)とは、銅を素材として作られた貨幣をいう。
(出典:Wikipedia)
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
貨
常用漢字
小4
部首:⾙
11画
“銅貨”で始まる語句
銅貨一枚