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みちすじ
ふりがな文庫
“
道筋
(
みちすじ
)” の例文
翌日
(
よくじつ
)
の
明
(
あ
)
け
方
(
がた
)
、
子供
(
こども
)
は、ついにこの
世界
(
せかい
)
から
去
(
さ
)
りました。
雪
(
ゆき
)
は、その
道筋
(
みちすじ
)
を
潔
(
きよ
)
めるため、
白
(
しろ
)
く
化粧
(
けしょう
)
して、
野原
(
のはら
)
や、
森
(
もり
)
までを
清浄
(
せいじょう
)
にしました。
雲と子守歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
旅から旅をつぐ
道筋
(
みちすじ
)
は、みな敵の
領土
(
りょうど
)
だ。むろんしのびの旅である——ともは
加賀見忍剣
(
かがみにんけん
)
、
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
のふたりにきまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
命
(
みこと
)
はこんなにして、お
道筋
(
みちすじ
)
の
賊
(
ぞく
)
どもをすっかり
平
(
たい
)
らげて、
大和
(
やまと
)
へおかえりになり、天皇にすべてをご
奏上
(
そうじょう
)
なさいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
その
道筋
(
みちすじ
)
に、
夥
(
おびただ
)
しく沈めたる材木は、
恰
(
あたか
)
も手を
以
(
も
)
て
掻
(
か
)
き
退
(
の
)
ける如くに、
算
(
さん
)
を乱して
颯
(
さっ
)
と左右に分れたのである。
木精(三尺角拾遺)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これ最も私の
執
(
と
)
るべき
道筋
(
みちすじ
)
でありますからその方向に進むことに
極
(
き
)
めました。で、その時季を待つことにしましたがどうしても陽暦の六月にならなければ雪の山を
踰
(
こ
)
ゆることが出来ないという。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
これは
前
(
まえ
)
にものべた
通
(
とお
)
り、
決
(
けっ
)
して
私
(
わたくし
)
にのみ
限
(
かぎ
)
ったことではなく、どなたでも
皆
(
みな
)
神様
(
かみさま
)
のお
世話
(
せわ
)
になるのでございますが、ただ
身魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
とでも
申
(
もう
)
しましょうか、めいめいの
踏
(
ふ
)
むべき
道筋
(
みちすじ
)
は
異
(
ちが
)
います。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それは、
広々
(
ひろびろ
)
とした、
野中
(
のなか
)
を
通
(
とお
)
っている、
昔
(
むかし
)
ながらの
道筋
(
みちすじ
)
でありました。
年
(
とし
)
とった
松
(
まつ
)
が
道
(
みち
)
の
両側
(
りょうがわ
)
に
生
(
お
)
い
立
(
た
)
っていました。
山へ帰りゆく父
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
たちも、
看板
(
かんばん
)
を
目標
(
もくひょう
)
に、
道筋
(
みちすじ
)
などを
語
(
かた
)
るようになりました。しかし、これを
描
(
か
)
いた
兵蔵
(
へいぞう
)
は、それから
転々
(
てんてん
)
して、どこへか
移
(
うつ
)
っていってしまった。
生きている看板
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
帰
(
かえ
)
る
道筋
(
みちすじ
)
、おじいさんは、うつ
向
(
む
)
きかげんに
歩
(
ある
)
いて、
考
(
かんが
)
えていました。
おじいさんが捨てたら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端