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しゅじゅつ
ふりがな文庫
“
手術
(
しゅじゅつ
)” の例文
彼女
(
かのじょ
)
が、
手術
(
しゅじゅつ
)
を
受
(
う
)
けることを
覚悟
(
かくご
)
したと
知
(
し
)
ったときに、
彼女
(
かのじょ
)
の
身
(
み
)
を
案
(
あん
)
じた
周囲
(
しゅうい
)
の
人
(
ひと
)
たちは、それは、よく
決心
(
けっしん
)
したといって、
喜
(
よろこ
)
んだのでした。
世の中のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大革命
(
だいかくめい
)
とも
名
(
なづ
)
けられる
位
(
くらい
)
だ、
防腐法
(
ぼうふほう
)
の
発明
(
はつめい
)
によって、
大家
(
たいか
)
のピロウゴフさえも、
到底
(
とうてい
)
出来得
(
できう
)
べからざることを
認
(
みとめ
)
ていた
手術
(
しゅじゅつ
)
が、
容易
(
たやす
)
く
遣
(
や
)
られるようにはなった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「お
医者
(
いしゃ
)
さんに
注射
(
ちゅうしゃ
)
してもらったけれど、いたみがとれなければ、
入院
(
にゅういん
)
して
手術
(
しゅじゅつ
)
するんだって、こまってしまったよ。」と、
正吉
(
しょうきち
)
が
力
(
ちから
)
なくいうと
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
『この
世
(
よ
)
には
皆
(
みな
)
人
(
ひと
)
が
病気
(
びょうき
)
になります、
入用
(
いりよう
)
なものがありません、
何
(
なん
)
となれば、これ
皆
(
みな
)
親切
(
しんせつ
)
な
神様
(
かみさま
)
に
不熱心
(
ふねっしん
)
でありますから。』
診察
(
しんさつ
)
の
時
(
とき
)
に
院長
(
いんちょう
)
はもう
疾
(
と
)
うより
手術
(
しゅじゅつ
)
をすることは
止
(
や
)
めていた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「なんとおっしゃっても、
私
(
わたくし
)
は、
手術
(
しゅじゅつ
)
を
受
(
う
)
けるのが
怖
(
おそ
)
ろしいのでございます。」と、
婦人
(
ふじん
)
は、
光
(
ひか
)
るメスを、はさみを
考
(
かんが
)
えると、
身
(
み
)
ぶるいをしました。
世の中のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
初
(
はじめ
)
にアンドレイ、エヒミチは
熱心
(
ねっしん
)
にその
職
(
しょく
)
を
励
(
はげ
)
み、
毎日
(
まいにち
)
朝
(
あさ
)
から
晩
(
ばん
)
まで、
診察
(
しんさつ
)
をしたり、
手術
(
しゅじゅつ
)
をしたり、
時
(
とき
)
には
産婆
(
さんば
)
をもしたのである、
婦人等
(
ふじんら
)
は
皆
(
みな
)
彼
(
かれ
)
を
非常
(
ひじょう
)
に
褒
(
ほ
)
めて
名医
(
めいい
)
である、
殊
(
こと
)
に
小児科
(
しょうにか
)
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
注射
(
ちゅうしゃ
)
をしてもらったけれど、ききめがなく、これから、いやがるのをつれて、
手術
(
しゅじゅつ
)
をうけに
医者
(
いしゃ
)
のところへ
出
(
で
)
かけるのだ——と、ほんとうのことを
話
(
はな
)
したのでした。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
母親
(
ははおや
)
は、
子供
(
こども
)
のようすから、すぐにでも
手術
(
しゅじゅつ
)
を
決心
(
けっしん
)
したらしく、
家
(
いえ
)
の
中
(
なか
)
をかたづけはじめたのです。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もし、すこしぐらいの
痛
(
いた
)
さを
我慢
(
がまん
)
をして、
手術
(
しゅじゅつ
)
を
受
(
う
)
けるなら、十
分
(
ぶん
)
健康
(
けんこう
)
を
取
(
と
)
り
返
(
かえ
)
すことができるのを、どうしても、その
婦人
(
ふじん
)
は、
手術
(
しゅじゅつ
)
を
受
(
う
)
けることを
欲
(
ほっ
)
しなかったのです。
世の中のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
清作
(
せいさく
)
さんは、
自分
(
じぶん
)
よりは、もっと
大
(
おお
)
きな
負傷
(
ふしょう
)
をしたり、また
手術
(
しゅじゅつ
)
をうけたりした
傷兵
(
しょうへい
)
のことが、
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
されたのでした。あの
人
(
ひと
)
たちは、いまごろ、どこにどうして
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
っているだろうか。
村へ帰った傷兵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“手術”の解説
手術(しゅじゅつ、en: surgical operation)とは、外科的機器やメスなどを用いて患部を切開し、あるいは低侵襲である内視鏡やカテーテル治療など用い、治療的処置を施すこと。通称、略称としてオペとも呼ばれる(独: Operationに由来)。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
術
常用漢字
小5
部首:⾏
11画
“手術”で始まる語句
手術刀
手術室
手術用
手術衣
手術椅子