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弁護
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べんご
ふりがな文庫
“
弁護
(
べんご
)” の例文
旧字:
辯護
「しかし
今日
(
きょう
)
は、
気分
(
きぶん
)
がわるいのだろう。」と、
秀吉
(
ひできち
)
はペスの
弁護
(
べんご
)
をしました。あまり
兄
(
あに
)
がおこっていたからでした。
ペスときょうだい
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「でもぼくたちはぼくたちで自分の食べ物を買う金は取っている」と、わたしはどもりながら
弁護
(
べんご
)
しようとした。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
若崎は話しの流れ方の
勢
(
いきおい
)
で何だか自分が自分を
弁護
(
べんご
)
しなければならぬようになったのを感じたが
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そりや
嘘
(
うそ
)
だ。おれの細君が、いくら
弁護
(
べんご
)
したつて、
嘘
(
うそ
)
だ。尤も君は
人
(
ひと
)
を
笑
(
わら
)
つても、自分を笑つても、両方共
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
で
遣
(
や
)
る人だから、
嘘
(
うそ
)
か本当か其辺はしかと
分
(
わか
)
らないが……
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
で、
町
(
まち
)
では
病院
(
びょういん
)
のこんな
有様
(
ありさま
)
を
知
(
し
)
らぬのでは
無
(
な
)
く、一
層
(
そう
)
棒大
(
ぼうだい
)
にして
乱次
(
だらし
)
の
無
(
な
)
いことを
評判
(
ひょうばん
)
していたが、これに
対
(
たい
)
しては
人々
(
ひとびと
)
は
至
(
いた
)
って
冷淡
(
れいたん
)
なもので、
寧
(
むし
)
ろ
病院
(
びょういん
)
の
弁護
(
べんご
)
をしていた
位
(
くらい
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
瘠我慢
(
やせがまん
)
一篇の
精神
(
せいしん
)
も
専
(
もっぱ
)
らここに
疑
(
うたがい
)
を存しあえてこれを後世の
輿論
(
よろん
)
に
質
(
ただ
)
さんとしたるものにして、この一点については
論者輩
(
ろんしゃはい
)
がいかに
千言万語
(
せんげんばんご
)
を
重
(
かさ
)
ぬるも
到底
(
とうてい
)
弁護
(
べんご
)
の
効
(
こう
)
はなかるべし。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
「
僕
(
ぼく
)
はね
竹村氏
(
たけむらし
)
、
決
(
けつ
)
して
悲観
(
ひくわん
)
して
洋行
(
やうかう
)
するんぢやないんですよ。」
彼
(
かれ
)
は
弁護
(
べんご
)
した。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
してこの曲解に対して、わが輩が一々
弁護
(
べんご
)
したところが、最後の反対論として
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「あれで、なかなか
人
(
ひと
)
の
気持
(
きも
)
ちや、
腹
(
はら
)
にかくしているようなことを、よく
当
(
あ
)
てる
妙
(
みょう
)
なところがあります。」と、
彼女
(
かのじょ
)
は、
最後
(
さいご
)
に、その
特長
(
とくちょう
)
をいって、
子供
(
こども
)
を
弁護
(
べんご
)
しました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
然
(
しか
)
るに勝氏は一身の
働
(
はたらき
)
を以て
強
(
し
)
いて幕府を
解散
(
かいさん
)
し、薩長の
徒
(
と
)
に天下を
引渡
(
ひきわた
)
したるはいかなる
考
(
かんがえ
)
より出でたるか、今日に至りこれを
弁護
(
べんご
)
するものは、勝氏は当時
外国干渉
(
がいこくかんしょう
)
すなわち国家の
危機
(
きき
)
に際して
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
「
赤犬
(
あかいぬ
)
は、やさしい、いい
犬
(
いぬ
)
なんだよ。」といって、いつも
赤犬
(
あかいぬ
)
の
弁護
(
べんご
)
をしました。
小さな年ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
とは評論全篇の
骨子
(
こっし
)
にして、論者がかかる
推定
(
すいてい
)
より当時もっとも恐るべきの
禍
(
わざわい
)
は外国の
干渉
(
かんしょう
)
に在りとなし、東西
開戦
(
かいせん
)
せば日本国の
存亡
(
そんぼう
)
も
図
(
はか
)
るべからざるごとくに認め、以て勝氏の
行為
(
こうい
)
を
弁護
(
べんご
)
したるは
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
「そんなことはない。」と、きつねは、
人間
(
にんげん
)
の
弁護
(
べんご
)
をしました。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
護
常用漢字
小5
部首:⾔
20画
“弁護”で始まる語句
弁護士
弁護人