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幼児
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をさなご
ふりがな文庫
“
幼児
(
をさなご
)” の例文
旧字:
幼兒
幼児
(
をさなご
)
たちは
皆
(
みな
)
十字架
(
クルス
)
を
背負
(
しよ
)
つて、
主
(
しゆ
)
の
君
(
きみ
)
に
仕
(
つか
)
へ
奉
(
たてまつ
)
る。してみるとその
体
(
からだ
)
も
主
(
しゆ
)
の
御体
(
おんからだ
)
、あたしに
分
(
わ
)
けて
下
(
くだ
)
さらなかつたその
御体
(
おんからだ
)
だ。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
すると
幼児
(
をさなご
)
は大尉が革紐に吊つてゐた、銀象嵌入りの赤い煙管とピカピカ光る
燧鉄
(
うちがね
)
の入つた巾着を見て、いたいけな両手をさしのべて、にこにこと笑つた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
親切な今の
良人
(
をつと
)
は
此
(
この
)
若い
未亡人
(
びばうじん
)
と
幼児
(
をさなご
)
とを助けたい
為
(
た
)
めに進んで結婚を求めたのであつたと夫人が語られた。同じく食堂には薄桃色をした
鸚鵡
(
あうむ
)
の籠が吊されて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
幼児
(
をさなご
)
のごと
慄
(
わなゝ
)
きて
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
幼児
(
をさなご
)
は
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
抑
(
そも/\
)
われは
寄辺
(
よるべ
)
ない
浮浪学生
(
ふらうがくしやう
)
、
御主
(
おんあるじ
)
の
御名
(
みな
)
によりて、
森
(
もり
)
に
大路
(
おほぢ
)
に、
日々
(
にちにち
)
の
糧
(
かて
)
を
乞
(
こ
)
ひ
歩
(
ある
)
く
難渋
(
なんじふ
)
の
学徒
(
がくと
)
である。おのれ
今
(
いま
)
、
忝
(
かたじけな
)
くも
尊
(
たふと
)
い
光景
(
けしき
)
を
観
(
み
)
、
幼児
(
をさなご
)
の
言葉
(
ことば
)
を
聞
(
き
)
いた。
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
之
(
これ
)
がわざわざ
広場
(
プラス
)
や公園の
真中
(
まんなか
)
に設けられずに、古ぼけた
街裏
(
まちうら
)
の狭い辻角に建つて居るのも附近の民家の
幼児
(
をさなご
)
が
一寸
(
ちよつと
)
横町の
塀下
(
へいした
)
で立小便をして居るのと同じ感じであるのを面白いと思つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
事
(
こと
)
に
依
(
よ
)
つたら
御覧
(
ごらん
)
になつたかも
知
(
し
)
れないが、
幼児
(
をさなご
)
のことゆゑ、
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けてやらねばなるまい。
真昼時
(
まひるどき
)
で
気
(
き
)
が
重
(
おも
)
くなる。
物
(
もの
)
皆
(
みな
)
悉
(
こと/″\
)
く
白
(
しろ
)
つぽい。しかあれかし、
亜孟
(
アメン
)
。
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
地上
(
ちじやう
)
にあつて、この
蒼白
(
あをじろ
)
い
苦患
(
くげん
)
に
取巻
(
とりま
)
かれてゐるわが
身
(
み
)
は、
今
(
いま
)
この
無垢
(
むく
)
の
血
(
ち
)
を
有
(
も
)
つてゐる
主
(
しゆ
)
の
幼児
(
をさなご
)
の
頸
(
くび
)
に
血
(
ち
)
を
吸取
(
すひと
)
つてやらうと、こゝまで
見張
(
みは
)
つて
来
(
き
)
たのである。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
さあ、ぐつすり
眠
(
ね
)
るとしよう。
耶蘇
(
イエスス
)
よ。
十字架
(
クルス
)
を
負
(
お
)
ふあの
白
(
しろ
)
い
幼児
(
をさなご
)
たちをも、
夜々
(
よるよる
)
眠
(
ね
)
むらし
給
(
たま
)
へ。われ
真
(
まこと
)
にかく
願
(
ねが
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る。あゝ
眠
(
ね
)
むくなつた。われ
真
(
まこと
)
にかく
願
(
ねが
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る。
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
主
(
しゆ
)
はあたしに
下
(
くだ
)
さらなかつたので、
主
(
しゆ
)
に
属
(
ぞく
)
する
者
(
もの
)
を
捉
(
つかま
)
へたくなつて
堪
(
たま
)
らない。さてこそ、あたしは、ヷンドオムの
地
(
ち
)
から、このロアアルの
森
(
もり
)
へ
下
(
お
)
りて
来
(
く
)
る
幼児
(
をさなご
)
たちを
跟
(
つ
)
けて
来
(
き
)
た。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
“幼児(乳幼児)”の解説
乳幼児(にゅうようじ)は、乳児と幼児を合わせた呼び名。乳児は児童福祉法では、生後0日から満1歳未満までの子をいい、幼児は、満1歳から小学校就学までの子供のことをいう。
(出典:Wikipedia)
幼
常用漢字
小6
部首:⼳
5画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“幼児”で始まる語句
幼児等
幼児をして