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巖石
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がんせき
ふりがな文庫
“
巖石
(
がんせき
)” の例文
新字:
巌石
次第
(
しだい
)
/\に
鐵車
(
てつしや
)
を
曳上
(
ひきあ
)
げ、
遞進機
(
ていしんき
)
は
螺旋形揚上機
(
らせんけいやうじやうき
)
とは
反對
(
はんたい
)
に、
後方
(
こうほう
)
の
巖石
(
がんせき
)
を
支臺
(
さゝへ
)
として、
彈力性
(
だんりよくせい
)
の
槓桿
(
こうかん
)
の
伸張
(
しんちやう
)
によつて、
無二無三
(
むにむさん
)
に
鐵車
(
てつしや
)
を
押上
(
おしあ
)
げるのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
伴
(
ともな
)
ひ山中さして
至
(
いた
)
る事凡一
里
(
り
)
許
(
ばかり
)
なり
爰
(
こゝ
)
は名に
負
(
おふ
)
地獄谷
(
ぢごくだに
)
とて
巖石
(
がんせき
)
恰も劔の如きは劔の山に
髣髴
(
さもに
)
たり樹木生茂りて
底
(
そこ
)
も見え分ぬ數千丈の谷は
無間
(
むげん
)
地獄とも云なるべし何心なき二人の
小姓
(
こしやう
)
は
師匠
(
ししやう
)
の
詞
(
ことば
)
に從がひ爰こそ名に高き地獄谷なり能々
御覽
(
ごらん
)
あれと
巖尖
(
いはかど
)
に進て差示せば三人は
時分
(
じぶん
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この瓶もし
千尋
(
ちひろ
)
の海底に沈まずば、この瓶もし千丈の
巖石
(
がんせき
)
に砕けずんば、この地球上にある
何人
(
なにびと
)
かは、何時か世界の果に、一大秘密の横たわる事を知り得べし
南極の怪事
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
搖上
(
ゆりあ
)
げ
搖下
(
ゆりおろ
)
され今にも
逆卷
(
さかまく
)
浪
(
なみ
)
に引れ
那落
(
ならく
)
に
沈
(
しづ
)
まん計りなれば八
寒
(
かん
)
八
熱
(
ねつ
)
の
地獄
(
ぢごく
)
の樣も
斯
(
かく
)
やとばかり
怖
(
おそ
)
ろしなんども
愚
(
おろ
)
かなり
看々
(
みる/\
)
山の如き
大浪
(
おほなみ
)
は天神丸の
胴腹
(
どうはら
)
へ打付たれば
哀
(
あはれ
)
やさしも
堅固
(
けんご
)
に
營
(
しつ
)
らへし天神丸も
忽地
(
たちまち
)
巖石
(
がんせき
)
に打付られ
微塵
(
みぢん
)
に
成
(
なつ
)
て
碎
(
くだ
)
け失たり
氣早
(
きばや
)
き吉兵衞は此時早くも
身構
(
みがま
)
へして所持の品は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
この
)
高山
(
かうざん
)
は、
風景
(
ふうけい
)
極
(
きわ
)
めて
美
(
うる
)
はしく、
吾等
(
われら
)
の
達
(
たつ
)
したる
頂
(
いたゞき
)
は、
三方
(
さんぽう
)
巖石
(
がんせき
)
が
削立
(
せうりつ
)
して、
自然
(
しぜん
)
に
殿堂
(
でんどう
)
の
形
(
かたち
)
をなし、かゝる
紀念塔
(
きねんたふ
)
を
建
(
た
)
つるには
恰好
(
かつこう
)
の
地形
(
ちけい
)
だから、
遂
(
つひ
)
に
此處
(
こゝ
)
に
鐵車
(
てつしや
)
を
停
(
とゞ
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
巖
部首:⼭
23画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“巖”で始まる語句
巖
巖角
巖穴
巖乗
巖乘
巖間
巖端
巖陰
巖室
巖窟