“りようかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
了解66.7%
領海33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噴火前ふんかぜんには周圍しゆうい土地とちもちかれてふくらむような状態じようたいになることは、すで了解りようかいせられたであらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
著者ちよしやはこのときかれ反問はんもんして、きみはこの町家ちようか平家建ひらやだておもつてゐるかといつてみたが、該學生がいがくせいつぶかた眞相しんそう了解りようかいしたのは、其状況そのじようきよう暫時ざんじ熟視じゆくししたのちのことであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
其故それゆゑに、たん統計とうけいうへからかんがへても、餘震よしんおそれるほどのものでないことが了解りようかいせられるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
海外かいがいもつと激烈げきれつなものに比較ひかくすればはるかにそれ以下いかであることを了解りようかいせられるであらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
兎角とかくしておよそ時間じかんばかりは、くるはし沙魚ふかのためにかれて、いつしかうしほながれをもだつし、沙魚ふか領海りようかいからはすでに十四五海里かいりへだたつたとおもころ流石さすが猛惡まうあくなるうをつひ疲勞つかたをれて
沙魚ふか領海りようかいとは隨分ずゐぶん奇妙きめう名稱めいしやうだが、實際じつさい印度洋インドやうちうマルダイブ群島ぐんとうから數千里すせんり南方なんほうあたつて、かゝ塲所ばしよのあるといふことは、かつある地理書ちりしよんだことがあるが、いま吾等われら目撃もくげきしたのはたしかにそれだ。
沙魚ふか領海りようかい! 沙魚ふか領海りようかい!』