“領海”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りようかい50.0%
りやうかい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎角(とかく)して約(およそ)三時間(じかん)ばかりは、狂(くる)ひ走(はし)る沙魚(ふか)のために曳(ひ)かれて、いつしか潮(うしほ)の流(ながれ)をも脱(だつ)し、沙魚(ふか)の領海(りようかい)からはすでに十四五海里(かいり)も距(へだた)つたと思(おも)ふ頃(ころ)、流石(さすが)に猛惡(まうあく)なる魚(うを)も遂(つひ)に疲勞(つか)れ斃(たを)れて
沙魚(ふか)の領海(りようかい)とは隨分(ずゐぶん)奇妙(きめう)な名稱(めいしやう)だが、實際(じつさい)印度洋(インドやう)中(ちう)マルダイブ群島(ぐんとう)から數千里(すせんり)南方(なんほう)に當(あた)つて、斯(かゝ)る塲所(ばしよ)のあるといふ事(こと)は、甞(かつ)て或(ある)地理書(ちりしよ)で讀(よ)んだ事(こと)があるが、今(いま)、吾等(われら)の目撃(もくげき)したのは確(たし)かにそれだ。
下等船客(かとうせんきやく)の一(いち)支那人(シナじん)はまだ伊太利(イタリー)の領海(りやうかい)を離(はなれ)ぬ、頃(ころ)より苦(くる)しき病(やまひ)に犯(おか)されて遂(つひ)にカンデイア島(じま)とセリゴ島(じま)との間(あひだ)で死亡(しぼう)した爲(ため)に