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やうじやう
醫者も
心安きを
招き
家は
僕の
太吉といふが
名を
借りて
心まかせの
養生、
一月と
同じ
處に
住へば
見る
物殘らず
嫌になりて、
次第に
病ひの
募ること
見る
目も
恐ろしきほど
凄まじき
事あり。
養生を
榮燿の
樣に
思ふは
世上一般の
習慣なり。
今余が
言へる
養生法は、いかなる
貧人、いかなる
賤業の
人にても、
日夜心を
注げば
出來る
事なり。
因て
其大意を
三首の
蜂腰に
綴ること
爾り。