“洋上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やうじやう50.0%
ようじょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さら新式魚形水雷しんしきぎよけいすいらい實力じつりよく如何いかにと、てい海底かいていりようごと疾走しつさうしつゝ洋上やうじやう巨巖きよがん目掛めがけて射出ゐいだ一發いつぱつ二發にはつ巨巖きよがんくだんで、破片はへんなみをどつた。たちま電光艇でんくわうてい甲板かんぱんには歡呼くわんここゑおこつた。
『や! 帝國軍人ていこくぐんじん! 日本海軍々人につぽんかいぐんぐんじん!。』とさけびつゝ、かうべめぐらすと、この端艇たんていること程遠ほどとほからぬ洋上やうじやうには、先刻せんこく白色巡洋艦はくしよくじゆんやうかん小山こやまごとなみ漂蕩へうたうしつゝ、その後檣縱帆架ガーフ船尾せんびとには